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ゴルフは集中力がものをいう [超!集中力]

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水巻善典プロのことば
「ゴルフは、運動量的には大したスポーツではありません。 基礎トレーニングは大変ですが、
プレー中はスポーツでさえないように思います。 しかし、自分の頭をどう動かせ、どう
整理するかということが問われています。 体力だけでなく、いかに自分をコントロール
していくかのゲームともいえます。 そのために練習を積むようなものです。 ゴルフの
力の差は、ゲームに対する考え方の差と、集中力の差といってもいいでしょう。」



 このように語るのは、プロゴルファーの水巻善典さんです。 彼は法大卒業後、
昭和60年プロに入り、埼玉オープン、関東オープン優勝と、これからの活躍が
期待されているルーキーの一人です。


 私も誘われて、たまにゴルフをします。 そこで実感することは、体力よりも知力と
集中力ということです。

 力にまかせて飛ばしてみても、狙い通りのところにボールが落ちてくれなければ仕方
ありません。

 また、池やバンカーをどのようにクリアしていくか、自分の実力に合った作戦を
立てなければなりません。

 ゴルフは、力よりも集中力であり、知力がものをいいます。 このことが、経済界を
問わず、お年寄りから女性までがゴルフに夢中になる魅力なのでしょう。



■ニクラウスはこうして集中力を引き出した

 ゴルフでの集中力の話といえば、必ずといっていいぐらい帝王ジャック・ニクラウス
顔をだします。

 1986年「マスターズ」で奇跡の逆転優勝をしたとき、彼は次のように語りました。
「プレーしながら、私は久々の全盛時の自分に出会った。私は彼といっしょに18番ホール
までプレーした。 そういう状態になったら何もこわいものがなかった。」


 彼はこのとき、46歳、ここでの「全盛時の私」とは、アーノルド・パーマー、ゲーリー・
プレイヤーとともに、ビッグスリー時代といわれた黄金時代の1960年代(ニクラウスは20代)
をいうのでしょう。 ニクラウスは、ここで集中力の使い方にふれています。


「彼は彼、、、全盛時の自分、、、に出会った」「彼といっしょにプレーした」と。

 ここに、集中力の秘密が隠されています。 自分のベスト・コンディションのとき、最も
集中できたとき、これが集中力を引き出すヒントになります。詳しいことは後でお話ししますが、
このことを記憶にとどめておいてください。




■究極の集中力

 どのような世界であれ、王者と呼ばれる人々は、どんな局面になっても動ぜず、常に実力を
発揮する安定性をもっています。 ピンチになればなるほど、素晴らしい好プレーで窮地を
脱する様子は、私たちに感動を与えてくれます。

 アメリカでこの20年間、めざましい進歩を遂げたスポーツ医科学は、スポーツを心身の
科学的な面から探ろうとしたものです。

 スポーツ生理学、バイオメカニクス(生体力学)、トレーニング論、スポーツ栄養学などが
あります。 そして、今、最も注目されているのが、スポーツ心理学といわれる分野です。

 選手として成功できるかどうかは、50パーセント以上が精神的な強さにかかって
いるのです。 特に、会心のプレーは、人並外れた練習や経験を通して得られた極度の
集中力の成果に違いがありません。

 私は、ニクラウスのことばの中で次の一節が大好きです。このことばの中にメンタル・
トレーニング、そして集中力を発揮するための秘訣が凝縮されているからです。

「高い球を打ちたければそう思え。 低い球ならそのラインをイメージするんだ。 それが
ゴルフの原則だ。 あらゆる場面、あらゆる可能性のイマジネーションを描くのだ。

 そうすると体が自然にそのようなかたちになる。 ゴルフは豊かな想像力が必要なんだ。」
















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