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長年の集中力が大ベストセラーを生んだ! [経済]

ミリオンセラー作家ということばがありますが、
その一桁上のワンハンドレッドミリオン(1億冊)も
世界で売った作家がいます。


「ホテル」「大空港」「自動車」「マネーチェンジャーズ」
「エネルギー」など、
すべての作品がベストセラーになった人、
アーサー・ヘンリー氏です。



アーサー氏は、どうしてベストセラーを次々と
生み出すことができたのでしょうか。


その秘密のひとつは、
彼がひとつの作品におよそ3年間もかけるところにあります。


調査に1年、
構想に半年、
執筆に1年半というのが、
彼の作品を生み出すまでの基本的なサイクルだそうです。


ということは、
少なくとも、
3年後に何が売れるかというテーマを
読んでいなければならないわけです。



そのためには、
氏はまず、
徹底的に新分野の雑誌を
読みまくります。


ニュース中毒になったところで、
次々とアイデアが出てくるのだそうです。


そして、
何よりも大切なことは、
自分がそのテーマに猛烈な興味と
関心を抱いていることだそうです。



そうでなくては、
3年間も集中力が持続しない
と言っています。



さらに、
アーサー氏は、
直接現場におもむき、
丹念な取材をします。



そのことによって、
自分自身が本当に書きたいことが
何なのかがつかめるそうです。



氏はこれを
科学の用語
浸透」ということばで
表現しています。



大筋を書くのに
およそ6カ月、
この執筆には、
特に忍耐と根性が必要となります、



そこで、
氏は、
毎朝7時きっかりに起きて、
朝食を8時45分、
9時より必ず仕事に入ります。


しかも、
1日のノルマは600語、
4時か5時までかかって清書するそうです。



分厚い本を世の中に生み出す作家という仕事は、
持続する集中力がなくてはなし得ないことがよくわかります。



自分との闘いかたと
好きになることの
大切さを学びました。




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億万長者の8カ条 [経済]

 このソナー夫妻のケースは、まさに生きたサクセス・ストーリーそのものだ。


 人1倍の努力、仕事への情熱、勇気、ありきたりの製品を提供しない独創性、そして
適切な配偶者選びといったことの大切さを具体的に示すものである。


 アメリカの経済システムは、こうした、ミリオネア・マインドを持って懸命にがんばる
人には、必ず成功という褒美を与えてくれる。 大切なのは、経済的成功のための方程式を
構成する、次の8カ条を常に忘れないようにすることである。


1 経済的成功の鍵となる数々の要素のなかで、アメリカ経済が現在も、そして
  未来も最も高く評価するのは何であるかを知る。 
  それは、人1倍の努力、誠実であること、そして仕事への情熱である。

2 学業成績が凡庸だったからといって、成功への意欲を失ってはならない。

3 多少の経済的リスクは背負う勇気を持ち、たとえ失敗しても、それを克服する
  方法を学ぶ。

4 単にユニークで高収益だからというだけでなく、心から愛着をおぼえる職業を選ぶ。

5 生涯の伴侶の選択は慎重にする。 金持ちになった人たちは、成功の助けと
  なるような特質を備えた相手と結婚している。

6 家計支出をコントロールする。
  億万長者の多くは、買い替えよりも修理や再仕上げを選ぶ傾向が強い。

7 家を選ぶときは十分に調査・研究し、積極的に値引き交渉をする。

8 バランスのとれたライフスタイルを心がける。 
  多くの億万長者のライフスタイルが「安上がり」なのは、主に家族や友人との交流を楽しみ、
  それにはあまり費用はかからないからである。















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ミリオネア・マインドを身につけよう [経済]

 いったい億万長者たちは、若い頃に何を身につけたいのだろうか? 億万長者の多くは
私にこう教えてくれた、、、



 人とはちがう考え方をする習慣を身につけたのさ。




 人とはちがう独自の道を歩むことこそが成功につながる、というテーマの下に構成
されている。


 私は「ビューティフル・ピープル」には興味がない。 ビューティフル・ピープルとは、
かつて私のアンケートの回答者の一人が、いかにも成功が約束されているように見える
人たちに対して用いた言葉だ。


 この階層の特徴を挙げるならば、こんなイメージになる。 高い知能指数を誇り、
小学校からずっとオールAで通し、エリート校をトップで卒業している。 ルックスもいい、、、


 スラリとした体型にブルーの瞳。 大学時代にはスポーツ部の花形選手として鳴らし、
全米代表に選ばれている。


 何世紀も前まで遡れる家系と信託財産を有し、汗一滴流さず毎年巨額の所得を得ている。

 ゴルフの腕はプロ並みで、数々の慈善団体の理事会に名を連ね、健康な歯と肉体を持ち、
スーパーモデルのような相手と結婚して離婚劇を繰り返している・・・・。


 なぜ私は、ビューティフル・ピープルに興味がないのか? それは、これまで一度として
ビューティフルな億万長者に出会ったことがないからだ。 にもかかわらず、億万長者でない
多くの人々は、億万長者とはビューティフル・ピープルのような人たちだと信じている。


 むろん私は今後もまだ調査を続けるが、しかしやはり興味を惹かれるのは、片腕が
不自由ながらもドイツ空軍の撃墜王となったパウレ・ロスマンのような人物だ。


 ロスマンが障害を乗り越えた話を思い出してほしい。 彼はいわばパイロットの世界の
「ビューティフル・ピープル」、つまり完璧な肉体を持った敵を打ち負かす方法を
編み出したのだ。


 入り乱れる空中戦では、肉体的な優劣が勝敗に影響しやすい。 だから、ロスマンはそうした
戦闘を避け、ターゲットや時間、場所、高度、攻撃の角度といった要素を厳選して戦いに
臨み、勝利を重ねた。


 ロスマンは機先を制したのだ。 彼に撃墜されたエリート・パイロットたちは、まさか
片腕の不自由な相手に撃ち落されたとは思いもしなかっただろう。


 あなたなら、1つか2つはハンディを背負いながらも成功を手にした人たちから
学びたい。 成功するために、知恵を絞った人たちだ。 経済的に成功した人間に
ビューティフル・ピープルはまずいない。


 面白いのは、私に回答を寄せてくれた億万長者たちの多くが、ビューティフル・ピープル
のように生まれついていたなら経済的に成功できなかっただろうと答えていることだ。

 それはなぜなのか? もしも境遇に恵まれていれば、そもそも自分にあった仕事を
慎重に選ぼうなどとは思わなかっただろうからだ。


 最後にもう1つ、億万長者の話を読んでほしい。 そして、ここに登場するソナー夫妻は
果たしてビューティフル・ピープルなのか、それとも多かれ少なかれロスマンのような面を
持った人たちなのか、、、  あなた自身で判定してほしい。









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早起きは金持ちになりやすい? [経済]

 本当に「早起きは三文の得」なのだろうか?


 ときには得することもあるかもしれないが、確実ではない。 他人よりも早く起きる
ことが億万長者への近道ならば、スクールバスの運転手や牛乳配達をしている人は、
みんな金持ちになっているはずだ。


 だが実際には、世の中はミリオネアではない人のほうが圧倒的に多い。


 私も昔は両親の教えを信じて、他人より早く起きれば収入が増えて、やがては金持ちに
なれるものと思っていた。 


 私は少年時代、週末にゴルフ場でキャディのアルバイトをしていた。


 その最初の年、ちょっとした問題が起こった。 古株のキャディ数人がゴルフ場の
お偉方に向かって、仕事の配分が不公平だと訴えたのだ。


 彼らは、チップをはずんでくれる客がみんな、キャディ長の身内だけに持っていかれて
しまうと不満の声をあげたのである。


 この問題を解決するため、お偉方は機械的に仕事を振り分ける「先着順」方式を
採用した。

 毎朝、職場に一番乗りしたキャディが、最初のパーティーにつくのである。 しごく簡単、
かつ民主主義的な方法だ、、、だが、まったく非生産的である。


 この方式は長続きしなかった。 最初に抗議の声をあげたのは、比較的ゴルフのうまい、
勝負好きの客たちだった。 


 それまでいつも、いちばん腕のいいベテランのキャディがついてくれたのだから、
今後もそうしてくれないと困る、と言いだしたのだ。


 そういう客は毎回同じキャディを指名することが多かった。 そして、ゴルフバッグを
担いだキャディの仕事ぶりによってチップをはずんだ。

 むろん、キャディの仕事はただ単にゴルフバッグを担ぐことだけではない。


 優秀なキャディというのは、インストラクターとコンサルタントとコーチを励まし役を
一つにしたようなものなのだ。


 だからこそ、役に立たないキャディをあてがわれると、腕に覚えのある客たちは
腹を立てたのである。


 「先着順」方式に大反対したのは、そういう客たちだった。


 この1件は、アメリカにおける資産形成の側面を示すものである。 キャディであろうと
弁護士であろうと、より生産的な人がより多くの金を稼ぐのだ。


 弁護士がただ単に法廷手続きにいちばん早く現れたからといって、勝訴するとは
かぎらないのである。

 いずれにせよ、「先着順」方式は失敗だった。 この方法が取り入れられた最初の
土曜日、私は午前7時にキャディ・ハウスに到着した。


 ハウスのなかはすでに人で埋まっていた。 


 それで、翌週の土曜日は午前4時に起きて自転車に飛び乗り、4時30分にゴルフ場に
着いた。


 それでもいちばん乗りではなかった。 すでにキャディ・ハウスの前には仲間が
5、6人立っていた。
 

 いちばん乗りしたのは、男子トイレで夜を明かした連中だった。 なんと、前夜の
11時からそこに陣取っていたのである。


 こんな競争には勝てっこない。 いったいこれが、時間とエネルギーの有効な使い方と
いえるだろうか? 蓄財についても同じことが言える。


 一代で億万長者になった人たちはみな、自分の能力を最大限に発揮することができて、
業績に対して報酬が与えられるような職業を選んでいる。


 勤務時間に対して報酬が与えられる職業ではない。 財を成すには、ただ単に始業時間や
起床時間を早めればいいというものではない、、、


 大事なのは、いかに能力をフルに発揮できるかということなのだ。


 この話が、財産を築くこととどんな関係があるのだろうか? つまり、業績に応じて
報酬が支払われる環境に身を置くことさえできれば、最大限に能力を発揮しようという
意欲が湧き、ひいては経済的成功につながるということである。



 他人より早起きするのはさして難しいことではない。 大変な知性を要するわけでもない。
それよりも、もっとちがう面でいちばんになるよう心がけるべきである。 たとえば、
あなたが画期的な製品を発明したとしよう。


 これで、自分より早起きしている連中の鼻を明かすことになる。 そういう人たちは
独創的な製品を作るより、職場に早く着くほうが重要だと思っているからだ。


 創意工夫のないありきたりの製品やサービスを満足している人たちは、夜明け前から
起きたらいい。 おそらく過酷な競争社会で生き残っていくためには、1日12時間
働かざるをえないだろうからだ。


 億万長者や高額所得者に関するかぎり、、、


 起床時刻の早さと資産とのあいだには、統計的に重要なつながりは見られない。


 億万長者は、仕事がある日には午前6時40分頃に起きる人が最も多い。


 平均起床時刻は6時25分。

 5時40分より早く起床するのは5人に1人くらいのものである。


 私自身は、以前はもっと早く起きていた。 講義のない日は、1日8時間か10時間ほど
本や論文の原稿を執筆していた。 だがそのうちに、1日3、4時間しか書かないほうが、
結果的に早く書き上がることがわかった。 結局、ベストセラーを生み出すのは、1日
10時間の努力ではなく、書かれたものの質の高さなのである。


 毎日午前3時に起きてバリバリ働く実業家が、世間には大勢いるのだろうか?


 実際のところは誰にもわからない。 さまざまな業種の億万長者について統計を
とると、仕事がある日の起床時刻がほぼ同じであることがわかる。 会社役員の平均
起床時刻はもう少し早いが、さしたるちがいはない。








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この1年間に何をしてきましたか? [経済]

 1年間を通じた億万長者のライフスタイルや余暇活動を調べてみよう。


 30項目の活動が挙げられており、それぞれの活動について過去1年間に少なくとも
1度は行った、答えた億万長者の割合と、その順位が付されている。


 ここに示した億万長者のライフスタイルや余暇活動もまた、世間の人がイメージ
しているものとは大きくかけ離れている。


 じつのところ、億万長者よりも、高収入だが資産のない人のほうが贅沢な
生活をしているのだ。

 高額所得者の多くが決して資産家になれないのは、そういう派手なライフスタイルから
抜け出せないからである。

 大半の人は「億万長者」という言葉を聞くと、贅沢でお金を湯水のごとく使う
ライフスタイルを思い浮かべる。

 一般の人に、億万長者はどんなことに興味があり、どんな生活をしていると思うかと
尋ねたところ、以下のような項目が上位に挙げられた。


◆ロッキー山脈でスキーをする。
◆アルプスでスキーをする。
◆ヨットでセーリングする。
◆カジノでギャンブルする。
◆豪華客船で世界一周旅行をする。
◆パームスプリングスで休暇を過ごす。
◆テニスのグランドスラム大会を観戦する。
◆パリで休暇を過ごす。



 だが実際には、これらの項目はいずれも、億万長者の回答では上位に入っていない。 
実際の回答で上位だったのは何だろうか?


 億万長者の余暇活動ナンバーワンは、「税務の専門家にアドバイスを受ける」
である!



 なぜ、税務の専門家にアドバイスを受ける億万長者がこれほど多いのだろうか?


 どうやらこれは、今回調査した億万長者たちが昨年、平均で30万ドル以上の
所得税を払ったという事実と関係があるだろう。

 100万ドル以上の税金を払った人も、およそ5人に1人いた。アメリカでは
金持ちほど割高な税金を取られる。


 年間所得が100万ドル以上の世帯数は全米で約0.1%なのに、彼らが納めている
所得税額は全体の14.7%も占めているのだ。


 大半の億万長者が節税したくなるのも当然である。 ほんの1割節税するだけでも、
子供の大学の授業料を払えるぐらいの金額になるからだ。


 税に関して、もう1つ注目ずべきことがある。 取材調査した億万長者のうち、自分で
納税申告書を作成しているのはわずか30%で、そのうち3分の1は公認会計士か
税務専門の弁護士だった。

 ここに、ある興味深い傾向が見られる。 DIY活動のカテゴリーに属する4つの項目と
資産とのあいだには、はっきりと反比例の関係があるのだ。


1 自宅の芝刈りをする。
2 自分で配管工事をする。
3 納税申告書を作る。
4 自宅の外壁を塗る。

 資産の少ない人ほど、上記の活動を自分でする傾向がある。 逆に裕福な人ほど、
税金対策を専門家に依頼することが多い。




かなり興味深い調査である。
自分の自宅や地域などのボランティア活動に
関してもどのような考えを持っているのか。

どうすれば豊かで幸せな資産家に金持ちに
なれるのか。

自分の理想であるお金持ちは
一言では語れない。

でも、目指すべきお金持ちのあり方に
ついて、自分は自分。
そう言えるようになりたい。
















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安上がりなライフスタイル [経済]

 人は同時に2つの場所にいることはできない。


 だから、子供の野球を観ながら、ブルックス・ブラザーズのような名門百貨店で買い物は
できないし、カジノでスロットマシンを楽しむのも不可能である。


 この考え方が、億万長者たちの安上がりなライフスタイルの根底にある。



 金のかかる活動より、かからない活動のほうが多いことがわかる。 しかも、金の
かからない活動は単に安上がりであるばかりではない、、、じつは仕事に役立つ場合が
多いのだ。


 億万長者の半数近くがお祈りに時間を割いている。 神様に相談するのに費用は
ほとんどかからない。


 それでいて信仰はその人の人生を支える役割を果たし、正しい判断や不屈の精神を
生む重要な要素になっているのだ。


 安上がりなライフスタイルには、もっと別の側面もある。 大半のミリオネアたちは、
日曜大工などを自分でやるDIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)派ではない。 とくに、
完成までに何時間もかかる大工仕事はやらない。


 時は金なり、と心得ているからだ。 億万長者の主たる仕事場での時給は、
平均して320ドルである。 仮に棚を取りつけるとしよう。 

 板をのこぎりで切り、やすりで磨く下準備だけで軽く1時間はかかる。 材料を買いに行く
手間も忘れてはならない。 取りつけにはもっと時間を要する。 10ドルの板を壁に
取りつけるのに4時間かけるということは、彼らにとっては1050ドルから1400ドルの
損失に匹敵するのだ。


 億万長者たちが日曜大工をやらないのは、金銭的な理由ばかりではない。 金持ちは
日曜大工をする代わりにゴルフをする。 億万長者がゴルフに費やす時間と日曜大工に割く
時間とのあいだには、明らかな反比例の関係があるのだ。 むろん、ゴルフはゴルフ場の
会員権購入費、グリーンフィー、道具代、ウェア代と非常に高くつくスポーツである。

 しかし、億万長者たちはゴルフにかかる費用を、必要経費だと見なしている。

 ゴルフ自体が目的ではないんだ。 ゴルフは新規の顧客の獲得に役立つし、既存の
顧客を喜ばせることにもなる。


 とはいえ、億万長者の余暇活動に占めるゴルフの順位は13位で、3位の「資産運用の計画」
を練ることに比べるとかなり低い。 これもまた安上がりな活動なのである。


 私は研究や執筆のために図書館をよく利用するが、そこで億万長者たちをしょっちゅう
見かける。 彼らは金融専門誌や投資家向け雑誌などを借りるために列をなして待つ。

 もちろん、図書館を利用するのに費用は1セントもかからない。



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ただ観るだけでなく [経済]

 金持ちというと、毎日ゴルフやテニスばかりやっているように皮肉まじりに描かれることが
多いようだ。 事実、億万長者の多くはゴルフやテニスを趣味にしている。


 ちなみに、資産レベルとゴルフをする回数とのあいだには、かなりはっきりとした
相関関係が見られる。



 資産1000万ドル級のスーパーリッチがゴルフをプレーする回数は、
ミリオネアでない高所得層の約2倍である。



 多くの億万長者にとってゴルフは重要な意味を持っているが、スポーツに関する活動の
なかには、もっと重要視されているものがある。


 調査対象となった1か月間はゴルフ・シーズンだったにもかかわらず、ゴルフをしたと
答えた億万長者は45%で、すべての活動のなかでも13位とどまっている。


 これに対して、ミリオネアたちの61%がチェックマークを入れているのが、、、


 自分の子供や孫のプレーするスポーツを観戦する。




 つまり、億万長者の多くが、ゴルフ(45%)やテニス(23%)をするより、
子供たちのプレーするスポーツを観戦するほうを優先させているのだ。


 ただし、億万長者たちはただ単に愛情のみからそうするわけではない。 調査対象となった
億万長者のほぼ半数が、学生時代に何らかの団体競技を体験していて、その体験から
大事なものを学んだと思っている。


 競争意識を育んだり、チームワークの重要性を身につけることができたと感じているのだ。
また、学生時代にスポーツをやっていた人は、社会人になってからも、そうでない人より
多く運動することもデータからわかっている。


 定期的な運動が、健康な身体と健全な精神づくりに役立つことは
言うまでもないだろう。


 こうした理由から、億万長者の大半は自分の子供たちにスポーツをやらせている。円満な
人格形成の一環として、スポーツは必要と考えているからだ。 だから、ミリオネアたちは
貴重な時間を割いて、子供たちのプレーするスポーツを観戦する。 これは、べつに
億万長者がふつうの人よりステータスが高いからとか、より子供を愛しているからと
いうわけではなく、時間をどう使い、何を優先させるかの考え方の問題なのである。



 純資産レベルが高いほど、子供のプレーするスポーツを
観戦する頻度が高くなる。



 これはどういう理由からなのか? それは、資産レベルが高い人ほど、自由に時間配分を
決められる立場にあるからだ。


 放課後に行われるスポーツ行事を観に行く親は、ブルーカラー層より富裕層のほうが
圧倒的に多い。 億万長者の多くは、自身が経営する会社のオーナーか、弁護士などの
専門職なので、自分でスケジュールを組むことができる。


 だが、工場の作業員やトラック運転手といったブルーカラー層は、仕事を優先せざるを
えない。 億万長者とふつうの人の大きなちがいは、その報酬の支払われ方にある。


 億万長者の場合は通常業績や成果に対して報酬が与えられるが、ふつうの人の場合は
労働時間や仕上げ他製品の数など、拘束された時間や労働量によって給与が支払われる。


となると、経済的成功の鍵となるのは、自分で時間をやりくりできる職業に就けるか
どうかということになるようである。




時間の柔軟度の高い人は経済も考え方においても
共通点がある。

仕事を離れたプライベートで、
会社員の人と経営者の人が同じスポーツチームにしても、
肝心な場面での素直が、違うなあと感じるときがある。


子どものような素直さで驚かされる時がある。





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億万長者の現実と幻想 [経済]

 まず最初に、典型的な億万長者をイメージしてほしい。 



 これまで見てきたように、億万長者には成功を収めた自営業者や経営幹部、医者、
弁護士などが多い。


 彼らは高級住宅地に建てられた、平均評価額が140万ドルの邸宅に住んでいる。 
90%の人が大学を卒業した高学歴の持ち主で、世帯の年間総所得は平均60万ドル以上、
純資産は7桁を下らない。


 仕事を離れたら、そうした大金持ちはどんな生活を送っているのだろうか? 


 億万長者の多くは仕事中毒ではないし、ハリウッド映画が描くような派手な暮らしぶりを
している人はほとんどいない。



 忘れてならないのは、億万長者とは、高い収入を稼ぎ出し、資産を貯えることに成功した
人たちだという事実である。 だから当然、この2つに関連した事柄に最も時間を割いている。


 たとえば、資産運用計画を練ったり投資アドバイザーに相談したりといったことにだ。



 しかし、それ以外においては、データが示しているとおり、一般の人と何ら変わりない
生活を送っている。 ほんの数点を除けばちがいはないと言っていいくらいである。


 だから、私は億万長者のライフスタイルについて聞かれると、いつもこう答える。



 典型的な億万長者というのは、いたって質素なもんだよ! 



私の住む町のお金持ちは、いつも仕事中のイメージ。

軽い会釈や会話などの付き合いはあるが、
服も普通で、派手ではない。

飲み歩いているかと言ったら、
そうでもない。

決まったスナックに定時出勤のように通い、
軽く飲んで、数時間で帰る楽しみを
持っている方もいた。

悲壮感もない、忙しそうでもない、ほんとうに
普通のおじさんおばさんといった感じだ。



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法曹界からの実践的アドバイス [経済]

 家を建てるか買うかについては、職業によって考え方に大きなちがいが見られる。

 いくつかの職業カテゴリーの億万長者には、「建てる派」のほうが「買う派」よりも
かなり多い。 

ちなみに、高収入の弁護士たちは概して、家を建てることに拒否反応を示す。



◆弁護士10人のうち9人近く(88%)は、別荘なども含めて家を建てたことが一度もない。


◆億万長者全体では、家を建てたのは27%で、会社役員(32%)と、自営業者(31%)
 では、「建てる派」の割合はやや多くなる傾向にある。


◆資産額と「建てる派」の割合にも関連性が見られる。 純資産が100万ドルから
 200万ドルのグループでは、約4人に1人(24%)が家を建てたと答えた。 
 それに対して、純資産額が1000万ドル以上の億万長者たちは、約35%が家を建てている。



 金持ち弁護士たちがあまり注文住宅を建てようとしない理由としては、とくに2つのことが
考えられる。 

彼らの所得レベルは非常に高く、弁護士のゆうに80%は年収が20万ドルを超え、
約2人に1人は40万ドル以上を稼ぐ。 

それだけの収入を得るためには、どれほどの時間と労力を費やさねばならないか、
ちょっと考えてみれば想像がつこう。 



 とりわけ弁護士の多くは、自分や同僚は家の建築のために割く時間はないと答えている。

弁護士たちは自分の時間の価値を正しく把握しており、家を建てるとなると、その時間を
雇うことで生じる法律上のリスクや、それに伴う経済的リスクも、弁護士は仕事柄、熟知
しているからである。


 たとえ州でいちばん腕がよくてまっとうな業者に仕事を依頼できたとしても、まだ問題は
ある。 

家屋の骨組みが完成した直後に、あるいはかなりの前金を支払った直後に、その
業者が事故で仕事ができなくなったり、不幸にして亡くなったらどうするのか? 
業者に渡した前金はどうなるのか?


 家を建てるとなると、これ以上にもさまざまな問題に直面する可能性がある。 だから、
まずは弁護士に相談するべきなのだ。 

そして、もしできれば、建築業者を探すのを手伝ってもらう。 あなたの弁護士が大手の
法律事務所のパートナーなら、あなたは他の人たちより有利といえる。 
50人から100人もの弁護士が同じ事務所にいれば、家を建てた経験者が最低でも
5人や10人は見つかるはずだからだ。



 そのなかには、雇った建築業者に充分満足した人も何人かいるかもしれない。 あるいは、
同僚の弁護士のクライアントが、「ハイグレードな」建築業者を雇っていたという場合も
あるだろう。



 建築に関する法律上の問題はすべて、弁護士に説明してもらう。 弁護士の意見を聞くまでは、
契約書に署名しようなどと絶対に思わないことである。 さらに弁護士に契約書を作成したもらい、
詳細を業者と練り直してもらえれば、なおベターだろう。


 自己表現の一環として理想の家を建てたいと思うあまり、自制心を失ったりしないように
することが大事だ。 

どうしても細部まで注文設計で独自のものにしたいなら、工事の遅れや期待はずれの出来、
予算オーバーは覚悟しておいたほうがいい。 

時間と費用の面からいえば、住宅のすべてを注文設計するのは避けたほうが賢明である。
 



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本当の金持ちは金持ちは家を建てたがらない [経済]

 友人のジョンが私の家を訪れ、家を買うのと建てるのとではどちらがいいか、
とアドバイスを求めた。 君はラッキーだ、と私は答えた。


 その問題に関連した数字をまだはっきりと憶えていたからだ。 「建てるか買うか?」
という問題に対して、億万長者たちはどう回答しているだろうか?



家を建てたことがある億万長者は、ほぼ4人に1人(27%)である。 この数字には、
 自宅やセカンドハウス、避暑・避寒用の別荘などすべての住宅が含まれる。


◆家を建てたことがある億万長者の割合は純資産額とともに増えていくが、それでも
 資産1000万ドル級のスーパーリッチのうち、家を建てた経験があるのはわずか
 35%である。



 私の予想どおり、意外な事実にジョンは少しショックを受けたようだった。 金を
節約できるだろうからという理由で、家は建てようと考えていたらしいのだ。 また、
大半の億万長者は家を買ったりせずに建てるものと思い込んでいたようだった。



 私から調査結果を聞いたあと、ジョンは新たな見解を口にし、、、


 なるほど、わかったよ。 億万長者は住居にかける金を節約しなくてもいいから
そうなんだ。 でも、僕は[金持ちとは]ちがう。 節約しなきゃならないから建てるんだ。




最近はイノベーションという言葉に慣れてきた。

4、5年前、空き事務所にイノベーションと貼ってあった。
しばらくするとコロナで閑散とした街並みにイノベーションが
意味を見い出す活力が失われていた。

コロナ明けに入居が出始めた。 個人と会社さんだ。
極端だ。個人の時代か、それとも企業が元気を取り戻すのか、
微妙な世の中、徐々になぜか土地が値上がり、物価も
値上がりし始めた。


物が売れないのに値上がり?と困惑したが、
なぜかそんなことを思い出した。






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