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沖縄は旧暦1月16日は後生(あの世)の正月。ミーサー(新仏)と話したい。 [沖縄 文化]

沖縄は旧暦1月16日は後生(あの世)の正月。ミーサー(新仏)と話したい。





昨夜の夕飯時、

ジュールクニチー(旧十六日)だねぇ」。


そうだね・・



去年は、新年早々から続いたからね。


そして、まさかの身内にいたる
深いため息と悲しい涙を一年中流し、
忘れることのできない一年となった。


同じため息でも、


同じ涙でも、

悲しさやつらさに生涯会えない別れのものと、



今生きて、がんばっていることから発する
くやしさやうれしかなしさの

ため息と涙の質が違うことに。


人はガマンして、その人の分まで精一杯がんばろう
幸せになろうと生き続ける。ガマンというトラウマを
いい方向に目を向けて「挑戦」という気丈な思いも
必要かもです。



沖縄方言でウキミソーチーってなに?


<注目キーワード>
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きょう新暦の2月23日(火)は、


旧暦の1月16日にあたります。


旧暦16日は、通称「旧十六日祭(ジュウルクニチー)」と言い、


後生(グソー:あの世)のお正月

グソーショーグヮチと言います。



旧暦でお正月を迎えるところでは、
旧の1月1日から1月15日までの期間が
旧正月行事となります。


だからしめ縄をしている所では、
昨日15日では、しめ縄はもうおろしているはずです。



ただ旧年中に不幸事があったお家は、
正月料理もお祝いも何もせずただただ
静かに過ごしたことでしょう。


ミーサー(新仏)となった故人に対して、

お墓の人になってしまった、悔しさと
信じられなさを少しでも互いに心で
語り合い、静かに静かにお墓で語りたい
でもあります。




肉体のない、わが同じ匂いと意思と弱さと
悲しさを持つ同胞、故人よ。


今、どこにいるの?なにしてるの?
どうしたらいい?何を求めているの?
そこはどんなところ?あえるのか?
どうなのか?・・


さまざまな思い、まだまだ生きていたときの温もりを
感じつつ、違う次元になったしまった故人。


肉体がないだけで、こちらを見えていたり、語っていたり、
人生の道しるべたる信号を絶えず送っていてくれてるものと
信じている。











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首里の門中フランスに伝えたい 玉那覇門中-沖縄探検 [沖縄 文化]

首里の門中フランスに伝えたい 玉那覇門中-沖縄探検について。


独自の歴史を持つ沖縄文化を
フランスに伝えたい。


フランスの方とスロバキア出身の方の
共同研究なのだが、沖縄って
どう映ったのかな。



フランス出身の研究者ジャン=シャルル・
ジュステルさん(36)=那覇市=と
スロバキア出身のホロトバ・ユリアナさん
(36)=同=がこのほど、那覇市首里の
玉那覇門中に受け継がれる年中行事
などをフランス語の書籍「首里玉那覇の
門中ー沖縄のある一族」にまとめた。


ちなみに門中とはお墓のことである。
もんちゅう、ムンチューと呼ぶ。

始祖を同じくする父系の血縁集団。
沖縄本島中南部を中心に発達し、
のちに本島北部や離島にも拡がった。


同じ墓に入るということもあり、
門中の結束は固い。

共同墓いわゆる亀甲墓、破風墓。


日本最大の墓といわれる「幸地腹(こうちばる)」は
糸満市にある。糸満ロータリー付近のほとんどの
門中は甲乙つけがたいレベルの大きさと威厳がある。

小さい頃は、ただ怖かった。

齢を重ね人の通る道と知り、
人生を重ねて見えてくるものは、はかなさと懐かしさと
全ての人生が収まっている威風堂々の門中に誇りや
大切なものが詰まった宝物のように感じてならない。






死去後にまず仮墓。3年後に洗骨し本墓に安置。
年数ごとのそのほか各しきたりが数多い。


年間30-35体ほどこれまで5000体弱が納骨と
推定されている。

古老の口癖「お前たち、世の中に恥じるようなことをすれば
お墓に入ってからご先祖様にしかられるぞ」という
素朴な死生観が沖縄らしい。


「世間が大事」これが一番大事だよね。
これを酸っぱく言わないとね。




2人は「独自の歴史を持った沖縄の文化を、
門中の暮らしや行事などを通して
フランスに伝えたい」と話す。


・どんな書籍に仕上がったのかな

玉那覇門中の旧正月や清明祭、旧盆などに
密着し、祖先崇拝を基軸に本家が分家を
まとめ、暮らしを営むさまを写真と仏語
の文章で記録。


全346ページにカラー写真を使用。


工芸品や泡盛の紹介などのほか、
沖縄の歴史に関する説明や、
戦争体験なども掲載した。


2人によると、沖縄の伝統的な文化を
仏語で欧州に伝える書籍は初めてだという。




・きっかけは

沖縄の民族、芸能を調べていたジュステルさんが
欧州に沖縄を紹介したいと考え、

「個人の歴史を通して琉球王国を
見ることができる」

と門中に着目。

法政大の研究員として考古学、
島嶼文化の比較論などに取り組んでいた
ホロトバさんとともに調査することに。


ホロトバさんは
「多様で複雑なのが沖縄の文化の実態。
家族の姿を通した温かみのある形で、
分かりやすく欧州に伝えたかった」


一方、ジュステルさんは
「玉那覇門中が私たちを招き入れてくれた
背景には悲しもある。

今の沖縄の若者は門中や琉球王国時代
について関心が薄いそうだ。

その意にも応えたかった。」




「沖縄にはヤマトの文化が沖縄より
上だと思っている人々も多いが、
沖縄は独自の素晴らしい文化を
持っていることを皆が自覚して
欲しい」と望んだ。


昨夏に書籍化して以来、
欧州の研究機関や個人をはじめ、
県内からも注文が相次いでいるという。


チャンプルー文化沖縄の魅力が、
ユイマール(相互扶助)の精神が、
沖縄らしい心がフランスにも伝わり、
いいつながりになるとうれしいですね。


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