風疹 風邪やくしゃみ 蔓延 [健康 風疹]
「風疹」って聞いたことがあると思います。
昔は、おたふくとかおたふくかぜって
呼んでいましたよね、たしか。
現在、急スピードで全国に蔓延して
いるそうです。
一体どのような症状を起こすのか?
そして、
患者数は今どのくらいなのか?
気になるところです。
「風疹」とは、
咳やくしゃみを媒介して
蔓延するウィルスによって
感染し、
発熱や全身の発疹などの症状を
伴う感染症の事です。
潜伏期間は、
2~3週間と言われています。
国立感染症研究所によると、
今年の6月9日までの全国
風疹患者数が累計で、
1万102人に達し、2008年以降で
最多であった昨年1年間の2392人を
大幅に上回ったみたいです。
今年1月からの累計患者数で
前年同期の約30倍にもなるそうです。
患者さんは20~40代の男性が多い
との事です。
でも、女性で特に妊婦さんの人は
よく気をつけておかないといけないそうです。
抗ウイルス薬がない風疹の感染を防ぐには、
予防注射が有効だけど、妊婦中の女性は
そのワクチンをうつことができない。
万が一妊婦さんが感染すると、生まれてくる
赤ちゃんに先天性の障害が出る可能性が
出てくる危険性があるそうです。
厚生労働省は、日本人の出国者が過去最高
を記録した去年、海外でウイルスに感染して
帰国した人が多かったことが蔓延に影響を
及ぼしているのではないかと推測しています。
また、このままで蔓延が続けば夏には
ワクチンが不足する恐れがあるとみて、
任意接種は妊婦希望者や妊婦さんのいる
家族らを優先するよう全国の自治体や
医療機関に呼びかけているようです。
くれぐれも感染には気をつけましょう。
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