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リオ・パラリンピックで輝け！日本の顔たち　秦由加子　トライアスロン　[オリンピック] [編集]

リオ・パラリンピックで輝け！日本の顔たち　秦由加子　トライアスロン

リオデジャネイロ・パラリンピックの
新競技トライスロンの女子（運動機能障害PT2）
に出場する35歳、秦由加子（マーズフラッグ・稲毛インター）
はメダルを視界に入れている。

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13歳で骨肉腫

13歳、大人に近づく女性としての「春」を
象徴するかのような年齢である。

13歳で骨肉腫を発症。右太ももから切断。
あなたはこの現実をどう思うか。

義足にコンプレックスを抱えながら暮らしていた。
そんな中、就職し「時間ができた」ことで幼い頃に
やっていた水泳を再開。

そこで生き生きとスポーツに取り組む障害者たちと出会う。

出会いが会った、精一杯生きる人に出会った。
変えずにはいられない、自分から変わる人生に。

「私もこんなふうになりたい」。

出場できなかったものの、
競泳で前回の2012年ロンドン大会を目指す。

トライスロンとの出会い

トライアスロンはリオ五輪代表の上田藍、加藤友里恵と同じ
クラブで泳ぐ練習をしていたため、関心はあった。

ロンドン大会後に決断、
「ここに入っていなかったら、やっていなかった。
転向して夢をかなえることができた」

と、2人に刺激を受けて転向の経緯を話した。

ここでも
「こんなふうになりたい」

やはり人である。とくに
精一杯生きる人との出会いは人生の転機。
自ら気合注入の洗礼を浴びせるものだ。
大きな影響や転機を与える。

それは「感謝」というものなんだろうな。

感謝がエネルギーに変わった。

ついに大舞台に立つことになる。

普段は会社で経理の仕事をこなし、早朝、夜しかできない。
その中で着実に力を付け、昨年は国際大会で優勝した。

スイム、バイク、ランの全3種目が健常者の半分の距離で
行われるリオの本番は、最初に得意のスイムでいかに
リードできるかがカギを握るようだ。

「感謝の気持ちをレースにぶつけたい」

決意を口にした。

あなたが見えるのは何か。その先に何がある？
見えるのか見えないのか。

見えることはない人生の旅路。

見えない苦しさ、その苦しさをぶつけるために
あなたは走ってるはず。

流した涙は数えきれないことでしょう。涙も苦しさも
喜びも悲しみもあなたの精一杯を応援している人が
世界中にいることを忘れずに。

Going　ｍｙ　way　あなたらしく

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