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見つけるだけでは充分ではない [経済]

 とにかく、まず目を皿のようにしてチャンスを見つける。
そしてチャンスを見つけたら、自分には絶対にやれると信じることだ。


絶対にやれるという自信は、たしかに、何かをしようとする際の大きな土台となる。


ところで、なぜほとんどのベンチャー企業は、二年以内につぶれてしまうのだろうか?
一つだけははっきりしていることがある。失敗した人のほとんどは、自分の選んだ事業の
成功の確率が本当のところはどれくらいか、まったくといっていいほど把握していない
いうことだ。どんなに長く、いろいろと大学で学んだところで、その内容はずれていたり、
それがビジネスに実際に活用できなければ、まったく意味をなさない。まず成功の確率を
把握してから仕事を始めるのと、そうでないのとでは、雲泥の差なのだ。



何も知らずに成功の確率の低い職業を選んでしまったら、大学の学位など何の役にも
立たないのである。


何が何でも成功してやるという、心の内に燃えるようなものがないとね、そのうえで
ビジネスチャンスをつかみ取るんだ。そうしたら、もうこっちのもんだ。


「何が何でも成功してやるという、心の内に燃えるもの」は、自分にぴったりの職業が 見つかったときに自然と生じる感情だとドンは言う。つまり、言い換えれば、そのような感情が
湧いてこないような職業はその人間には向いていないのであり、そうした場合、どんな仕事を
しても生産的ではありえないというのである。

アメリカの市場はまったく民主的である。ドンのようにそのニーズに対応できる人物を
歓迎し、身長や体型、性別や肌の色はまったく気にしない。これはとくに起業家に限った
話しではなく、完全歩合制のセールスマンのような人たちにも言えることである。



市場は、余計なことはまったく気にしいない。たとえ大学に通ったことがなくても、
英語をあまりしゃべれなくても、アメリカ生まれでなくても別にかわまわない。たとえ
過去に九回も転職した経験があろうが、大学の成績がオールAでなかろうが、
エイミー・ヴァンダービルトのエチケット本を読んだことがなかろうが、そんなことは
問題にならない。そのことについて、億万長者の一人は、次のように語った。



なんとも皮肉なのは、ここにいる全員が、きちんとした服装を要求される連中「会社員」
のような恰好をしておらんということだよ。



会社勤めを経験したおかげで、ドンは企業経営のノウハウを学べたが、それよりもっと
貴重だったのは、大企業の一員として働いても、情熱がかき立てられることが決してないと
悟ったのである。もし大企業での経験がなかったら、ドンは一生、自分で事業を起こそう
などという気にはならなかったかもしれない。




何が何でも成功したい。何が何でも金持ちになりたい。
燃えるようなもの、、、なかなか簡単でむずかしいのです。


仕事に対する理想と現実、冷静で慎重な姿勢。
相反するような考え方を必要とするのも職場。


自分でやるか使われるかによって大きく変わる心構えだと思う。




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