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事業を始めるにはどのくらいの資金が必要か [経済]

夫が二十六歳、私が二十九歳のときに、私たちは、潰れかかっている洗車場をリースで 手に入れました。
設備一式が完備されて、たった五〇〇〇ドルは夫の両親から借りたんです。
 

なんと、二人はわずか五〇〇〇ドルで洗車業に乗り出したのだ。これは賢明な投資だった。
なにしろ一三年後、夫妻はその洗車業を七五万ドルで売却したのだから。


そう、ファーガソン夫妻は誰もが見過ごしていた金鉱を掘り当てたのだ。
「潰れかかっている」洗車場など、誰も買おうと思わないにちがいない。洗車業は
社会的ステータスが高い商売ではないし、儲かりそうな仕事でもない。



だが、ファーガソン夫妻はそんなことまったく気にしなかった。顧客のほとんどが
二人のことを「根っからのブルーカラー」とみなしているのにも無頓着だった。



夫婦の信念は二人を支える強い力となっている。たとえば、二人のどちらかが、
洗車業という仕事を選んだことに疑問を抱き、それを口にすると、必ずもう一人が
こう反論するのである。



洗車場の経営者はだいたい(私たちを含めて)、いい大学を出たお客さんたちよりもずっと
裕福なんじゃない? 
それはいろいろと大変だけど、長い目で見たら絶対にそれだけのことはあるから。



ファーガソン夫妻は大学に行かなかったというデメリットを逆手にとって成功したのである。
自分たちが高学歴で身なりのよい上層クラスの顧客たちよりも多くの資産を貯えているという
事実を忘れずに、倹約を怠らず、利益をあげようと努力しつづけたのだ。


雨が何日も降りつづき、お客が一人も来ない苦しい時でも、二人は目先の困難にくよくよせずに、
はるか先を見据えてがんばった‥‥こう思いながら。




きっと最後には、もっと裕福になって引退できるから!





現役で仕事を持っている、ほうが現代らしいが、
安く手に入れて、うんと利益をのっけて人に売るという
手法、勉強になります。


雨の日が続くのも一時的。また洗車が必要な日がくる。
なくならないビジネスの発見。昔は、従業員に洗車をさせて、
結構な売り上げ作れたんだろう。今じゃ、セルフだもんね。
100円~500円で水と掃除機と場所の提供という簡素なものだけど、
汗水働いて従業員(が洗車)がするから、客自らする時代。
利益がうすい薄利多売、かつ雇うと会社を維持できない。
大企業常識から、自営でも安定の時代になるのか。


しかし、なるほどと思うヒントありで、十分今に通する話しである。



ずっと健診やダイエットは当たり前なら、一日の中に取り入れるアイデアがこれです。
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