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それでも金持ちと結婚したかったら ルール1 [経済]

ある雑誌に私の書いた記事が掲載されてから一週間ほどたった頃、自力で一千万ドル級の億万長者に
なったという男性が電話をかけてきた。
その億万長者は私の記事を三度読み返したと言い、次の個所を何度も口にした。


資産は多くの場合、たゆまぬ努力と辛抱と、そして何よりも自己鍛錬の賜物である。



アメリカの億万長者はほとんどが一代で財を築いた人物で、かつ倹約かだという事実に、
電話の主はとくに関心を持っていた。私は彼に、親や親せき縁者から経済的援助を受けた人は、
ほとんどの場合ミリオネアにはなれないという事実を話した。


すると、彼はいきなり私をさえぎった。
「どうしても先生の記事のコピーが欲しいんです。送っていただけますか?」



彼は私の書いたものを三人の青年に読ませたいのだと言った。その億万長者には三人の娘がいて、
長女はロースクールの学生、次女は名門の大学を卒業したばかり、末娘は大学の最上級生で、
三人とも結婚を前提に付き合っているボーイフレンドがいるのだそうだ。



父親の見るところ、その青年たちは少々啓蒙してやる必要があった。
三人の若い求婚者たちは、娘の父親が大金持ちであることを当然知っている。だから、
私の書いたものを読ませることによって、「娘たちと結婚しても、金はやらんぞ!」 つまり、
経済的援助は一切なしだと伝えて、彼らの本心を確かめようとしたのだ。


もし、急に娘への関心を失ったら、その男はただの金目当てだったことがわかるからだ。
アメリカには、裕福になるためのシンプルなルールがある。



金持ちになるためには、決して他者の金をあてにしていけない。




このルールを無視した人たちはとんだ目にあう。とりわけ、結婚によって金持ちの仲間入りを
しようと願う「金持ち志向型人間」の場合はそうだ。次の事例を見ればわかるだろう。



ペギーは労働者階級の家庭に育ったが、一流大学を卒業した。チャーミングでとても魅力的な女性で
ある。 彼女の両親は金持ちを尊敬していて、ペギーにも尊敬するよう教え込んだ。
ペギーも両親も、尊敬される職業についている人たちは、それに見合った資産を持っているものと
思い込んでいた。 医者、弁護士、会社役員などはみんな金持ちというわけである。

それで、不運なことに、ペギーは金持ち志向型の厳守すべきルールを破ってしまった。


ルール1 裕福な家の息子と結婚したければ、まずその家が正真正銘の資産家なのかを確かめる。
リッチな生活も見かけ倒しの場合があるからだ。



ペギーの選んだ相手は、有力者を輩出している名家の息子だった。 彼の父親はその地域で名の
知れた事業家で、一家はさまざまな市民運動や慈善事業に熱心に取り組んでいた。

大邸宅に住み、それぞれが豪奢(ごうしゃ)な車に乗っていた。 両親は名門会員制クラブの
メンバーで、妹は女子青年連盟に入っていた。


しかし、シェークスピアが言っているように、「光るものすべてが金とはかぎらない」
残念ながら、ペギーは本物の金とまがい物を見分けられなかった。 彼女は相手の青年のリッチさに
まず惹かれ、最後には結婚した。 しかし、先に挙げた表向きのリッチさは、青年の家の実情を
正確に示しているものではなかった。


ペギーがようやく真実を発見したのは、結婚したあとだった。 
夫の両親は何年ものあいだ、ペギーたちが結婚する前から、経済的に苦しい状況にあった。
羽振りのよさを装っていただけだったのだ。


ペギーの思惑では、彼女と夫は家をもらえるはずだったのだが、家はおろか、経済的援助は
一切与えられなかった。 それどころかペギーは夫から、働くように申し渡される始末だった。


ペギーの結婚生活は三年ともたなかった。離婚した彼女は、今度こそ金持ちと結婚してみせると固く
心に誓い、結婚相手のいっぱいいそうな「漁場」を求めて、大手の信託会社に就職した。

そして、その信託会社の裕福な顧客と出会い、結婚した。 ペギーより何歳も年上の相手だが、
今度はペギーも正しい選択をした。 彼女は本物の金鉱を掘り当てたのだ。
新しい夫は億万長者だった! 現在、夫は働いているが、ペギーは働いていない。

夫が金を稼ぎ、それを彼女が使う。危なっかしい綱渡りだが、一応バランスはとれている。
果たして、新しい夫の経済力はペギーの浪費グセを支え切れるだろうか?
それは今後のお楽しみである。




ぼくも例にもれずで、美人で金持ち裕福そうな家庭の娘を嗅覚と直感、
いわゆる「匂い」で判断していた。
容姿と胸の豊かさのみを追い求めていた、恥ずかしいけど。

のちのち結婚の第一条件は、
望む相手に先ず自分がして欲しいこと、健康だった。
身体の健康もそうだけど、
心も体も経済的にも容姿が変わっても変わらないものを
もっと冷静にみる青年だったら、ずいぶんとちがっただろうな。

相手にばっかり求めないで。





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