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集中力で人生を切り拓いた人々 [超!集中力]

■バッキー・デント

それまで試合に負けていたが、私は全然負ける気がしなかった。



それは前日から寝ていても、
自分がホームランを打って、
ベースを一周しているイメージだけしか
浮かばなかったからです。

試合に入ってからも、
そのイメージがきっちりと浮かんできました。



これは、1978年のワールドシリーズで、
逆転ホームランを打ったときの
バッキー・デントのことばです。


彼は、このときにMVPに輝きました。
現在は、野球教室を開き、昨年も17人を大リーグに
入団させています。


同行の卒業生の中には、
皆さんもよく知っている
クロマティ(元巨人)や
バリッシュ(元阪神)もいます。



バッキー・デントは、成功の秘訣を聞かれて、
次のように答えています。



「兄が野球、フットボールの選手だったから、
その影響で7歳から野球をやり始めました。


そのとき、『ボクは一流のプロ野球選手に
なるんだ。そして、
一生涯野球に関わり合いをもつ』と
ホラをふいたんです。


そうすると、兄が『人に夢を与える世界的な選手になれ』と
毎日毎日私に言い続けたんですよ。


これが成功の秘訣です。」と。












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