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長年の集中力が大ベストセラーを生んだ! [経済]

ミリオンセラー作家ということばがありますが、
その一桁上のワンハンドレッドミリオン(1億冊)も
世界で売った作家がいます。


「ホテル」「大空港」「自動車」「マネーチェンジャーズ」
「エネルギー」など、
すべての作品がベストセラーになった人、
アーサー・ヘンリー氏です。



アーサー氏は、どうしてベストセラーを次々と
生み出すことができたのでしょうか。


その秘密のひとつは、
彼がひとつの作品におよそ3年間もかけるところにあります。


調査に1年、
構想に半年、
執筆に1年半というのが、
彼の作品を生み出すまでの基本的なサイクルだそうです。


ということは、
少なくとも、
3年後に何が売れるかというテーマを
読んでいなければならないわけです。



そのためには、
氏はまず、
徹底的に新分野の雑誌を
読みまくります。


ニュース中毒になったところで、
次々とアイデアが出てくるのだそうです。


そして、
何よりも大切なことは、
自分がそのテーマに猛烈な興味と
関心を抱いていることだそうです。



そうでなくては、
3年間も集中力が持続しない
と言っています。



さらに、
アーサー氏は、
直接現場におもむき、
丹念な取材をします。



そのことによって、
自分自身が本当に書きたいことが
何なのかがつかめるそうです。



氏はこれを
科学の用語
浸透」ということばで
表現しています。



大筋を書くのに
およそ6カ月、
この執筆には、
特に忍耐と根性が必要となります、



そこで、
氏は、
毎朝7時きっかりに起きて、
朝食を8時45分、
9時より必ず仕事に入ります。


しかも、
1日のノルマは600語、
4時か5時までかかって清書するそうです。



分厚い本を世の中に生み出す作家という仕事は、
持続する集中力がなくてはなし得ないことがよくわかります。



自分との闘いかたと
好きになることの
大切さを学びました。




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