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理論を理解すると進歩が早い [超!集中力]

今日のひとりごと

時間が足りないなら
早起きしよう
「時間が足りない」を口癖に、いつも目標や努力から逃げていませんか。時間は創り出すものです。
明確な目標があるのなら、達成のため、毎日「遅寝早起き」せずにはいられないはずです。
目標さえあれば、早起きは比較的容易にできるもの。あとは自分自身が決断するのみです。


■理論を理解すると進歩が早い







 ある日、知人の紹介で、通産省の若いお役人Fさんがカウンセリングに
やってきました。

 来られるやいなや、ふところからメモ書きを取り出し、
「実は、私はこんな悩みがあるのですが、イメージ・コントロール法で
解決することができるでしょうか。話によると、
イメージ・コントロール法は集中力や記憶力を高めるだけでなく、
総合的な能力開発ができるということですが・・・・」と話を始められました。
そのメモ書きには、次のようなことが書いてありました。

❶仕事に集中できない。 ❷仕事が苦痛である。 ❸他人(特に女性)と
自然に話ができない。 ❹自分だけ、なかなか仕事が覚えられない気がする。
❺劣等意識が強い。 ❻他人をなかなか好きになれない。 ❼周囲の人間と
付き合うのが苦手である。 ➑マザー・コンプレックスがある。

 「いくらイメージ・コントロール法が効果があるからといって、全部一度に
解決できるとは思っていません。とりあえず、次の3つがなんとかなれば、
他のことも徐々に解決していくのではないかと思います。


 1つは、集中力をつけること。2つ目は、他人と気軽に話せるような表現力を
つけること。そして3つ目は、心が沈んだとき、気分転換がうまくできるような
柔軟性にのある性格になること。」

 東大の法学部を出られただけあって、話すことは理路整然としていました。

 私はまず、Fさんの能力調査と性格検査をしてみました。その結果が能力判定表と
性格判定表です。これらからわかるように、その時点では、能力、性格ともに
大変委縮しているようでした。しばらくIC法の修得方法について話した後、
Fさんは独習用のプログラムを持ち帰りました。

 帰りがけに、私はプログラムの中にあるIC法の理論をよく読んで、
理解してい置くように指示しました。知的レベルの高い人は、
理論の理解から入ったほうが修得のスピードが早いからです。

 2回目のカウンセリングのとき、カード法を使い、自分自身について
まとめてもらいました。そのとき、Fさんがまとめたものが
「私はやりたいのか」です。このようにまとめていくと、だんだん自分の考えが
まとまってきて、自分がとりあえず何をしていけばよいのかがわかってきます。


 わかったら練習開始です。理論をしっかり理解していたためか練習は
スムーズに進みました。そして3週間後、次のような報告をしてくれました。

 「お陰様で、人と話すのが、大変楽しくなりました。それと感情の起伏が
大分少なくなってきたようです」と。

 誰もがこんなにスムースにいってくれるとうれしいのですが・・・・・。





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