SSブログ

一文惜しみの百文損。

 家計の節約は1セント、2セント単位の話、というのがオークス氏の持論だ。 真に
大金を残そうとするなら、依頼人が1億ドルの和解金を勝ち取れるように自分の頭脳を
フル回転させる必要がある、と彼は言う。



もし、その依頼人が勝訴すれば、オークス氏には弁護士報酬が転がり込み、現在の所得は
100万ドルを超えることになるのだ。 だから、オークス氏は雑誌に載っているストーブや
洗濯機の価格表には、ほとんど見向きもしない。 いちばん高価な、、、したがって
理論的にはいちばん上等な、、、、品物を買うだけである。



 一方、オトゥール氏はまったく対照的だ。彼は屑鉄業などのリサイクル業を営んでいて、
年間所得は54万5000ドルで、純資産は推定で約520万ドルである。

純資産がオークス氏よりも少ないのは年収に差があるからで、もし家ぐるみで倹約に
励んでこなければ、とてもこれほどの資産は蓄積されなかったはずである。 実際、
結婚して25年あまりというもの、オトゥール夫妻は常に倹約を心がけてきた。 そうしなければ、
到底ビジネスを成功させることはできなかったにちがいない。

「非倹約派」のオークス氏と、「倹約派」のオトゥール氏。 両氏のあいだには、興味深い
相違点がいくつかある。 成功の要因についての質問では、両氏の回答にはいくつかの
共通項が見られた。 二人とも成功の要因として、自己鍛錬を積んだこと、勤勉、協調性、
競争心などを挙げている。 しかし、高収入の弁護士オークス氏は、さらに次のような
質問も並べた。


◆IQが高い/優秀な頭脳を持つ。

◆一流大学に行く。

◆クラスを首席か、それに近い成績で卒業する。


 オトゥール氏の方は、いかにも「倹約派」らしい成功要因をつけ加えた。


◆自分の事業に投資する。

◆支えとなる配偶者がいる。

◆妥当な収益が見込めれば、金銭的なリスクを冒す。



 さらにもう一つ、オトゥール氏が非常に重要と考えている成功要因がある


 自分の収入の範囲内で生活する。


 倹約派の億万長者のうち半数以上(53%)が、この要因を〈重要〉もしくは
〈非常に重要〉と回答している。 一方、非倹約派で同じように考えている人は3人に
1人だけだ。 オトゥール氏に代表される倹約派の人たちは、オークス氏ら非倹約派の
人たちとはライフスタイルを異にする。 倹約派の億万長者のほうが、以下のことを
する傾向がかなり顕著にみられる


◆礼拝に出る。

◆聖書を読む。

◆ウォルマートやKマートなどのディスカウントストアで買い物する。

◆マクドナルドやバーガーキングで食事する。

◆日曜大工のようなDIY仕事を好んでいる。

◆インターネットで買い物する。

◆自宅の芝は自分で刈る。

◆庭の手入れをする。

◆アンティーク家具の展示会やセールに行く。

◆投資アドバイザーに相談する。


 一方、オークス氏ら非倹約派のミリオネアたちはよく


◆メジャーリーグのスポーツを観戦する。

◆寄付金集めのパーティーに出る。


 倹約派のライフスタイルでは、買物と投資は切っても切れない関係にある。  




倹約して投資に回すか、
稼いで好きなものを買うか、、、
年齢ともに変わるし、家族状況にもよるし。
隣りの芝生はいつも青く見える僕は、
倹約して投資かつご褒美派かな。



ダイエット目的だけではダメ、痩せないとダメだと考えている方
   ↓↓↓
https://ad-track.jp/ad/p/r?_site=68094&_article=20334&_link=40555&_image=41713




















nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:

高価な靴の方が安上がりである [経済]

 金持ちというのは、商品をせっせと買って使い捨てにしているのではないか?



とくに靴を靴底の張り替えによって長持ちさせるなど、考えただけでぞっとするに
ちがいない。 だが意外にも、億万長者に関する私の全国調査の結果は、そのような
仮説とは遠くかけ離れていた。


取材調査した億万長者の70%は、靴底の張り替えをしているのだ。 しかも、この数値は
実際より低めになっているはずである。 というのは、億万長者の約20%はすでに
仕事から引退しているから、ふだんはスーツを着ることがなく、したがってビジネスシューズ
も履かないのである。


 調査した男性の億万長者の8割は、オールデン・アレンエドモンズ、ジョンストン&
マーフィーといったブランド品の高級紳士靴を履いている。 この種の靴は、アメリカの
一般家庭のクロゼットにあるような代物よりもずっと高価で、2,300ドルはする。


 なぜ彼らは、高価な高級靴を好むのだろうか?


 一般の人たちが靴を買うときに値段を決め手にするのに対して、億万長者は購入時の
値段はあまり気にかけない。 靴の値段ではなく、品質を重視するのである。

彼らにとって品質の善し悪しとは、製品の寿命を加味したコストによって決まるものである。

私はオールデンのタッセルローファーを10年以上履いているが、靴底を張り替えた
(靴底全面を張り替えた)のは2回だけだ。 しかも、この靴は流行に協力してくれた
ある億万長者は、いわゆる安物紳士靴について苦い経験を語ってくれた。


 安い靴は、靴底よりも人間の足のほうが擦り減るよ!





ピットソールのご用命はこちらからどうぞ
   ↓↓↓
https://ad-track.jp/ad/p/r?_site=68094&_article=20334&_link=40555&_image=41713




 では、「製品の寿命を加味したコスト」について、もう少し具体的に考えてみたい。
私はオールデンの靴を10年間愛用している。 日数にして、およそ1600日履いた
ことになる。 購入当時の価格は100ドルで、靴底の張り替えを1回50ドルで
2回している。 したがって、これまでのコストは200ドルである。 それに、
上等の靴型に費やした20ドルを加えると、総額220ドルになる。 
高級靴の寿命を延ばすためには、靴型はきわめて重要なのだ。


 220ドルを1600回で割ると、1回あたり14セント以下になる。 参考までに、
私の大学生の息子が靴にどれほど金をかけているか打ち明けよう。 息子はナイキや
アディダスのスポーツシューズを履きつぶしたり、流行遅れになって履かなくなったりして
1年にだいたい6足買う。 値段は1足65ドルから85ドルで、長くもって100回
履けたとしても、寿命を加味したコストは、1回あたり65セントである。


 これらの数値を考慮すると、靴に余計に金をかけているのは、300ドルのカーフスキン・
ローファーを買う大金持ちの重役だろうか、それとも85ドルのスポーツシューズを買う
大学生だろうか?

外見はあてにならないものである。 同様に、製品の最初のコスト、つまり購入価格も、
それだけでは本当に安いかどうかはわからない。 ショッピングの際には、買おうとする
製品の「寿命を加味したコスト」を考えてから購入するほうがよい場合が多いのだ。




金がある同級生はいいシューズ履いているなあと
何気に思っていた。しかし、
聞いてみたら、安くてかっこいいもの、
古くなったらすぐ買い替える。だから、
高いシューズは買わないと。
高級なものを買って大切にする派な僕は、
日焼けして色褪せた同じ靴ばっかり。
逆に金のないやつ、あるやつの違いを感じた。


今は安くても高くても身の丈で。
かつ、いつも清潔にきれいに大切にかな。


















nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:

一度しか報酬をもらわない仕事は損である [経済]

 先日、D・D・トンプソンという大工の棟梁と話しをした。 棟梁一家は
住宅建築の大部分を請負い、高級住宅の建築を家業にしている。

 トンプソン棟梁は私のような物書き連中を評して、こう言った。


気楽なもんだねえ。 大工があの家一軒建てるには、釘を25万本も打たなきゃ
いけないんだよ。 先生方はただ机に向かってるだけでしょうが



 彼のコメントを愉快に思った私は、「となりの芝生は青いっていうじゃないか」
と切り返した。


「私だって、自分の手で150万個も字を書いて原稿を仕上げたんだよ。 それに、
字の選択にはおおいに気を使わなきゃならないからね」


 棟梁は私の反撃を面白がっていたけれども、完全に理解していたかどうかは定かではない。

 


 釘を打つのも、文章を書くのも、どちらも努力が必要なのだが、両者のあいだには大きな
ちがいがある。

 文字を記した紙は、そのあとベストセラーになるかもしれない。 いわば、一つ一つの
文字が、金のなる木になる可能性を秘めているのだ。 一方、棟梁は材木に釘を打って
その報酬をもらったらそれで終わりだ。

 建築工事では報酬をもらうのは一度きりであって、打った釘に対して印税が
支払われることはない。

それに、棟梁は宅地開発業者から注文を受けて家を造っている。 棟梁の取り分はその
住宅の販売利益の約20%で、残りは宅地開発業者の収入なのだ。 これはまるで、
一律料金をもらうだけで印税を払わないゴーストライターのようなものである。 棟梁が
自分で宅地開発もやって家も建てれば、現在より収入は増えるはずで、アパートを建てて
賃貸すれば、もっと大きな収益が得られるだろう。


 そうすれば、打った釘で老後の収入も期待できる。 だが、棟梁には自分のアパートの
建築費に回す資本もないし、将来宅地開発業を始められるくらいの資金を蓄えておこう
という強い意欲も展望もない。

 調査してみると、大学卒業者で釘打ちのような単純作業をする職業に就く人がけっこう
いることがわかった。 たとえば、アメリカの公認会計士のほとんどがそうだ。 

 公認会計士は、毎年膨大な数の納税申告書を作成する、知的で勤勉な税務のプロだ。

 ところが、納税申告書自体に資産価値はない。 申告書は毎年新たに作成しなければ
ならないからだ。

 少数ながら、申告書作成などの単純作業以上の仕事をする公認会計士もいる。 彼らが
開発した税務関係のコンピュータ・ソフトは、いわば金の卵を産むガチョウのように、
著作権使用料などの収入を生みつづける。 こうしたソフトウェアの素晴らしさは、
資産としての価値を持っている点である。 納税申告書を作成しなくても、ソフトの
制作者は定期収入を得られるのだ。


 要するに、同じように努力を要する仕事にも、二通りあるということである。 一度しか
報酬をもらえない仕事もあれば、何度も利益をもたらしつづける仕事もある。

 決めるのはあなたなのだ。 トンプソン棟梁のような人生を歩むなら、一つの仕事につき、
支払いは常に一回きりだ。


 プロ・スポーツ選手の高収入についてどう思うか、意見を聞かれることがよくある。

 スポーツ選手はたしかに大金をもらう価値のある仕事をしていると思うが、私は少しも
羨ましいとは思わない。 多くの選手は、現役での活躍期間がごく短い。 何度ゴールを
決めても、何本ホームランを打っても、何度タッチダウンを上げても、それ自体が利益を
生みつづけるわけではないことを理解している選手もいる。 ヒットを打って、さらに
収入が増えたとしても、それが単純労働であることに変わりはない。

 今日やった仕事で何ドル稼いだかは、あまり重要ではない。 真に重要なのは、
今日努力した結果、将来何ドル懐に入るかということなのだ。

 マスコミは、どこぞの若い野球選手がいくらで契約したというニュースを好んで
伝える。 しかし、その選手は現役を引退したら年金をもらえるだろうか? 保障は
何もない。 プロ・スポーツ業界のなかで最も賢明なのは、チームのオーナーと
エージェントなのである。


 とりわけ漁夫の利を得ているのが、スポーツ・エージェントだ。 自分自身は大した
運動能力も持っていない。 走りもしなければ、キックもブロックもしないし、ゴールも
決めない。 歌も踊りもできない。 それなのに最後まで仕事に不自由することはない。

 もしあなたがフットボール界のスター選手だったらどうだろう? 高校のときは
全米代表選手に選ばれ、大学でも一軍で全米代表になり、今年ランニング・バックとして
ドラフト1位でプロ入りしたが、膝を故障してしまった・・・・ジ・エンド。


 他方、あなたのエージェントはあなたのような成長株の選手を他にも大勢かかえて
いるから困らない。 

 エージェントの仕事はリンゴの木を育てるのに似ている。 いったん、エージェントの
リンゴ園に植えられてしまったら、その気はずっと彼のためにリンゴを実らせることに
なる。 もう実らなくなった朽木は、引っこ抜かれてしまう。


 そのあとには、まるで交換のきく機械部品のように、代わりのリンゴの木が植えられる
だけなのだ。



職業観と将来、夢ややりたいこと。
職業選択を間違えたと思うときが
人生にはあり続ける。

一度の人生、迷うな。
方法はいくらでもある。











タグ:リンゴの木
nice!(6)  コメント(1) 
共通テーマ:

本を書くべきか、通勤すべきか [経済]

 私は執筆意欲を起こすために、自分の仕事を分析してみる。 前の本を書き上げるまでに
どれだけの時間がかかったか?


 原稿を書くのに費やしたのは約180日で、平均して毎日4時間、つまり
1日240分のペースで書きつづけたから、計4万3200分である。 

 大変多くの時間とエネルギーを要する作業と思われるかもしれないが、
私は別の見方をしている。

 私は単に4万3200分の時間を費やしたというだけではなく、ボールペンで
書いた150万個の文字を残したのだ。

 私は自分の仕事に対して、高い生産性を上げている億万長者たちと同じような
見方をするようにしている。 そういう人たちは自分のやっている仕事を、他のいろいろな
時間の使い方と比べて、それに対する意欲をかきたてるのである。



 だから、前作の執筆を考えたとき、私は自分にこう言い聞かせた。


 トマス、これまでの13年間に車で大学と家を往復するのに費やした通勤時間の
合計に比べたら、この原稿を書く時間のほうがずっと短いぞ。



 本を書くよりも、通勤という日常的な作業のほうが、時間もかかるし心身の
エネルギーも消耗する。

 ところで、通勤に対して印税が支払われるだろうか? のろのろ運転をマスターすれば、
私のキャリアの生産性が上がるだろうか? 残念なことに、何百万もの人が、そういう
非生産的なことをして心身のエネルギーを浪費しているのである。
 
 そこで、あなたの生産性を高めるために、毎月何分か使って一つの方法を試して
もらいたい。 時間の使い方について、自分にいくつかの簡単な質問をしてみるのだ。


◆いろいろな仕事を自分がするのにかかる時間を一生に換算すると、それぞれ
 どのくらいになるか?

◆そのそれぞれの時間配分を減らす方法はあるか?

◆いつも習慣的にやっている作業の時間の、もっと有効な使い道は他にないだろうか?

◆何か一生のあいだ利益をもたらしてくれるような仕事に就くことはできないだろうか?




通勤って、これも仕事のうちかもしれないけど、
混雑しているときってイライラしますよね。


室内で何か趣味的なことをやろうと思えば
出来ないこともないが、アイデア次第。


通勤は地獄だと思う。
せっかくの人生だからね。


この時間があればって思うよね。




みんなの電話占い
   ↓↓↓
https://ad-track.jp/ad/p/img?_site=68094&_article=4414&_link=5945&_image=6030



nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:

「何でも自分でやる」は倹約ではない [経済]

 あなたはたった今、新しい給湯器を配管工に取りつけてもらったところだとしよう。
 

 プロの配管工の時間給は、あなたが考えていたよりもずっと高いので
プロに頼まずに自分でやるべきだったかな、とあなたは思っている。

 
 しかし、ガス給湯器を取り付けられるのは、資格を持っている配管工のみ、と
法律で定めている州もあるくらいだし、一から配管の勉強をして資格をとりたいとは
あなたも思わないだろう。



 これについて、私が取材した億万長者ならば、どんな助言をするだろうか?



 億万長者やミリオネア予備軍は、「最初のコスト」はあまり気にしない。 むしろ、
製品の耐用年数のあいだにかかる維持費にこだわる。 「最初のコスト」はまた、プロの
配管工を頼まずに自分で給湯器を取り付けた場合に節約できた金額も示すものでもある。


 それを見て人は、自分でやれば150ドルの節約になったと思う。だが、それは錯覚だ。


 配管工の請求額には、給湯器が効率よく働くという保証が含まれている。 素人の
あなたがいろいろな製品を物色した結果、高性能機種と同じ性能の給湯器を低価格で
買って(これも初期コストに含まれる)、それを耐用年数いっぱい使ったとしても、
配管工に取りつけてもらった給湯器のほうが、結局150ドル以上も運転コストを
節約できるのである。 それだけではない。


 プロに取りつけてもらった給湯器のほうが長持ちするし、早く湯を沸かせると
推定されている。 自分で取り付けるとなると、設備に対して最後まで何の保証も
ないことになる。



 取り付け方がまちがえて、装置が壊れてしまう可能性は大きい。 悪くすると、
ガスが漏れて一家全員中毒死といった惨事を引き起こしかねない。 最初のコストで
何ドル節約できたか考える前に、運転コストや維持費ばかりでなく、こうした要素も
天秤にかける必要があるのだ。


 自分や家族の命はいったいどれくらいの価値があるのか? それは、
この計算機の中では、値段のつけようのない要素なのだ。


 要は、どちらを取るかという問題である。 給湯器を自分で取りつけながら、
同時に職場で自分の仕事をするのは不可能だ。 もちろん、配管工の1時間の
料金はあなたの時間給よりずっと高い。 だから自分でやれば安上がりだと思う。


 だが、そう思うのは、長期的に見た場合のちがいを考えないからである。 億万長者的な
発想でいくと、こうなる。


 自分で給湯器を取り付けるとなると、設備一式を買える店を探し回らなくては
ならない。 それには時間も労力もいる。 

 この時間と労力を、自分の専門技術を高めたり投資を研究したりするのに使うことも
できるはずだ。


 新しい顧客を探すのもいい。 新しい顧客を一人獲得すれば150ドル以上の
利益になる。 それに自分で配管するとなると、給湯器の取り付け方法について
勉強し、専門の工具もそろえないといけない。


 工具をレンタルするにしても買うにしても、これまた時間とお金がかかる。 だいたい、
一生のあいだにいったい何台の給湯器を取りつける機会があるだろうか?

 
 そもそも、150ドル節約するために初めての配管工事の苦労を味わったら、
もう二度と給湯器を取り付けたいとは思わないのでないか。 配管工になるつもりで
ないのなら、なぜ配管の勉強をする必要があろうか? こういう問題をすべて
考慮してから、実際に何ドル節約できるか考えるべきである。


 即ち、配管工を呼ぶべし!


 これまで何度も、億万長者は倹約家であるという話をしてきたが、倹約イコール
「自分でやること」と思っている人は多い。


 億万長者が倹約するのは、生産性の向上に本当につながる場合である。 ウェブスター
辞典によれば、「倹約」とは「資産の消費をむだのないように切り詰めること」である。

 ここでのキーワードは「資産」であって、これは単に、最初のコストに充てられる資金や
財産を意味するのではない。 何かを購入するなどの経済的行為は、当人のさまざまな
資産に長期にわたって関わってくるのである。

 大多数の億万長者は、ドゥ・イット・ユアセルフ主義者ではないのだ! 自身の本来
の仕事によって収入を得、その金でプロの塗装業者や大工、配管工を雇ったほうが
より高い生産性が得られると考えるのである。


 以前、漫画と絵画とイラストを描いて高収入を得ている人物から、図らずもこの
「ドゥ・イット・ユアセルフ」問題に対する意見を聞かされたことがある。



 そのとき、私は彼の自宅にいた。 ハドソン川の渓谷が見渡せる英国チューダー様式の
大邸宅だった。 話をしながらふと外を見ると、大勢の塗装業者が屋敷の周囲に
足場を組んでいる。 私はこんなに大きな屋敷を塗装するには、いったいどれくらい
費用がかかるのかと思い、家の主に聞いてみた。


 彼の言った金額があまりに大きかったので、つい私は、「あなたは絵描きなんだから、
ご自分で塗ってみては?」と言ってしまった。


 彼はすぐさま、塗装業者に家の塗装をしてもらう代金より、自分の絵の値段のほうが
高いから、と至極真っ当な答えを返してきた。 そして、さらに、まったくごもっとも
と思われることをつけ加えた。



 もし自分で塗っているときに、椅子から落ちたらどうするんです? 死ぬかも
しれないし、一生体に障害を負うかもしれない・・・・そうなったらもう満足に
生計も立てられませんからね。




お金を稼ぐことも、以外でも
生きているときの楽しみ方って、
経験も大事、考え方も大事。
どっちもいい。どっちでもいい。


100年後はいない。しかし今生きている。
命あっての時間あっての人生観。


究極の目標を見つけ、その達成、最高なときのために、
毎日を楽しみながら、充実したいものです。






nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:

子供の経済的教育のためにもクーポンを使う [経済]

多くの億万長者が食料品買い出しのために細かいリストを作るのには、
もう一つ重要な理由がある。


子供や孫が買い物の一部始終をすべて見ていれば、
物事がきちんと整理されている家庭とはどういうものか、いずれ理解するようになるからだ。 
ミリオネアたちが食料品を買うときにクーポンを使うのも、同じ理由だ。



ピットソールについて、ご検討されいる方
   ↓↓↓
https://ad-track.jp/ad/p/r?_site=68094&_article=20334&_link=40555&_image=41713





アメリカの典型的な億万長者夫妻の邸宅のキッチンの様子を想像してほしい。
今まさに「ゲーム」が繰り広げられている。 

幼い子供たちが新聞や広告をめくり、両親が買い物に使えるようなクーポンを
目を皿のようにして探している。 

いいクーポンを見つけると、よくやったねという親たちの笑顔と、それにもまして
貴重な報酬を得る。 

子供たちはそうすることで、大人になってから役立つ大事な知恵、クーポンの探し方や
整理方法のイロハを実地で学んでいるのである。 

母親はクーポンをしまっておくためのABC順の見出しつきフォルダーを持ってきて、
クーポンをきちんと整理しておく方法を子供たちに教える。


こういう経験を通して、子供たちは価格に対して厳しい目を持つようになり、
貯金を減らさないための上手な自衛策を学ぶのである。


自分の貯金の守り方を学ぶのに、早すぎるということは決してない。 また、子供たち
自身がクーポンをそろえ、広告に載っているセール品をチェックして買い物リストを
作ることもできるようになる。


整理すること、計画を立てること、情報をきちんとまとめることを幼いうちから
教えれば、それは必ずや将来大いに子供たち自身のためになるはずである。



一代で財を築いた億万長者の大半は、きちんと計画を立てて考えをまとめておくことは
経済的成功の非常に重要な要因だとしている。 それだけではない。 おそらく、自分の
両親(とくに母親)も、何事においてもきちんとプランを立てて準備を整えておくのが
得意だったと言うにちがいない。


億万長者の5分の4が、計画性と大きな問題にきちんと頭を整理して対処する能力が
あれば、自分の仕事、取引、あるいは資産が直面しても不安や恐怖心を乗り越えられる
と信じている。



子供たちが、親のあなたから言われたとおりにいろいろなクーポンをそろえ、それを
利用して買い物リストを作るところを想像してみよう。 

子供たちは、いかに効率よく資金を配分するべきか、どのメーカーの製品を選ぶべきか、
戦略を練っている。


そこで、スーパーの店内の商品の位置を詳しく書いた見取図を作らせてみるのもいいだろう。


ひょっとすると、子供たちは自分たちで必要な品物をチェックし、まるで家長のように
あなたに見取図を渡して、さあ、買い物に行ってきて、と言うかもしれない。


クーポンを集めてもそんなに金は貯まらないし、買い物リストを作るのは個人的に
むしろマイナスだと思われるむきもあるかもしれないが、子供たちと一緒に計画を立て
リストを作ること自体が、将来必ず子供たちのためになるのである。


家計簿をつけ、家族の日常や家事の状況を毎日詳しく記録しておくのもいい。

それには、大人にも子供にも月めくりカレンダーが最適だ。 こういうカレンダーには、
子供でも書き込めるほどの余白がある。


子供が自転車に乗れるくらいの年齢になったら、さっそく月めくりカレンダーを利用して、
計画を立てるのがどれほど有益か教えてやるべきだ。

専用のカレンダーを与えて、それに自分で記録させるといい。 まずは日課を記入する
ことから始めればいいが、バースデー・パーティーなどの楽しい行事も書き入れると
いいだろう。 


要は、手際よく、規律正しく物事を処理する親の姿を見せれば、子供もそれに倣うと
いうことである。 反対に、あなたが家庭環境を無秩序にしておけば、子供も同じ
ようにするだろう。 自分はできないのに子供にはきちんとやれと言うよりは、
親自らが範を示すほうがはるかに効果的なのだ。



私が大学教授時代に数年間受け持っていた、戦略的マーケット・プランニングという
講座では、企画書作りが必須課題だった。


学生の成績評価の50%は、この企画書の出来ばえによって決めていた。


学生は各自、地元市場で営業する実在の企業の企画を練らなければならない。

大方の学生にとって、この課題のいちばんの難所は、企画の進行に応じて、
毎日の予定を立てるところだった。 

私は学生たちに月めくりカレンダーを買わせ、日ごとの進展を鉛筆で記入させることにした。 
始終プランに訂正や変更が加わるので、ペンではなく鉛筆で書かせたのだ。


何か実行したり、進展があったり、問題が持ち上がるたびに、市場の動向とともに、
8×13センチのカードに書き出させた。 カードは100枚から200枚に達した。


そして、持ち上がった問題をカレンダーにまとめさせた。


私は学生たちに、そういう作業をしたことがあるか聞いてみた。 答えはほとんどの場合、
「ノー」だった。 どの学生もきわめて優れた分析能力の持ち主ではあったが、物事を
体系的に考えたことはほとんど、あるいはまったくなかった。


たとえ考えをまとめる能力に欠け、計画を立てる訓練を受けたことがなくても、教授に
言われたことを言われたとおりにすれば...勉強し、課題図書を読み、試験に受かれば。。

それだけで学位がもらえたのである。 すべて教授が案を練ってくれるのだから、
自分で体系的に物を考える必要があまりないわけだ。 

しかし、実社会で成功するのは、自分の頭でプランを立て、
物事をきちんとまとめられる人間なのである。





ビジネスとは
事務的に指示されたとおりの動きをすること。
それ以外はしないこと。
ちゃんとしなければ「要注意人物」として
必ずクレームが入る。

ことが成就されないのが日常茶飯事。
その焦りが態度に出る。

余計なことをせず、
ポイントのみにしないからだ、アレンジするな。

実社会は相反する感情、沈着冷静と忍耐が必要だ。
私的と公的感情を使い分ける必要がある。


でも、みんなロボットじゃない。
個性もあれば性格も違う。

社会や人に役立つ、自分が何かで貢献すること。
そう思えればいい社会人だと思う。
長い人生、あっという間の人生。

人や社会が教えてくれる。
その中でわが人格を向上させよう。










nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:

買い物上手こそ金持ちのへの道 [経済]

スタンリー先生・・・・以前うちの両親を取材なさいましたよね・・・・ほら、
変わり者の億万長者」なんておっしゃってたでしょう。

母は相変わらず、クーポンの入った靴箱を抱えて、10年前の中古のキャデラックで
買い物に行ってますよ。 それに、メイシー百貨店だと20ドルもするカフスボタン
だって、リサイクルショップなら安く買える、なんて言って勇んで出かけていきますし・・・・
私も夫もうちが「貧乏」なような気がすることがよくありますけど、本当は
ちがうんですね。


それがやっとわかってきました。 うちには現金そのものはないけれど、資産は
たくさんあるんだって。 あえて、つつましく暮らしているんですよね(本当は
贅沢もできるのですけれど)。



億万長者は、資産を築き、順調に事業を経営し、高収入を得ることだけに長けて
いるわけではない。


家計のほうも上手に切り詰めて、経済的生産性を高めようと努力している。 これは
大多数の人が驚かされる事実だが、じつに多くの億万長者が、家計支出を抑えるために、
次のようなことを実行している。



◆家具は新調しないで修繕して使う。

◆長距離電話会社を料金の安い会社に替える。

◆電話によるセールスで物を買わない。

◆靴は底を張り替えるなどの修理をする。

◆買い物にはクーポンを使う。

◆日用品はまとめ買いする。


こういう話をすると、億万長者なのになぜクーポンを使うのか、とよく質問される。
これは、とりあえず50セント節約できるばかりではない。 大局的にみると、
一生のうちにいくら貯めて投資に回せるか、という問題になるのである。


アメリカにおける典型的な資産家の家庭では、生活費が週に200ドル以上かかる。

年間にすると1万ドルから60万ドルになる。 このうち5パーセントだけ、つまり
2万ドルから3万ドルを節約してその金をトップランクの株式投資信託に回せば、
過去数年間の利益率からすると、50万ドル以上の収益が得られるのである。



大半の億万長者は、将来まで視野にいれて物事を考える。 節約の可能性がある
いろいろな行動について、それを一生続けると損得はどうなるのか、と考える。

こういう考え方が資産形成につながるのだが、それはどんなことにも倹約を心がける
億万長者の一面にすぎない。



つまり、こういうことである。 現在、アメリカでは食料品店で買い物をする人の
3分の2以上が衝動買いをする。 買い物リストも作らず、これといって買いたい
ものもないままスーパーマーケットに出かける。

何の予定もなく店内をうろつくので、めぼしいものを探しているだけでどんどん
時間が過ぎていく。 店内にいる時間が長引けば長びくほど、たくさん商品を買って
しまうことになる。 これは、今まで幾度も証明されてきた事実である。



そのうえ、買い物リストを持っていかないと、実際は使わないものまで買ってしまう
ことが多い。 億万長者はふつう、使用人に買い物に行ってもらうのだろうと
思われがちだが、大多数の億万長者は自分で買い物に行く。


では、スーパーでの最も賢い買い方とはどんな方法なのか? 私が取材調査した、
ある億万長者夫妻は理想的な方法をとっていた。 


よく行くスーパー2店の店内見取図を作り、食料品の名前と場所を種類別に
書いておく。 この見取図を何枚も作り、それを使って毎週の買い物リストを
作ったり、買い物計画を立てたりする。


食料品を何か切らしたときは、見取図内のその食料品の名前を丸で囲む。 料理の
材料をそろえるときも、同じようにして買い物プランを立てる。 当然、クーポンや
セールによるお買い得品を使った献立になることが多い。


これは一見面倒な作業のようだが、決してそんなことはない。 というより、
この億万長者夫妻はもっと別の見方をする。 もし買い物リストも作らず、何を
買うか決めてもいなかったら、果たしてどうなるか?

いくらお気に入りのスーパーだからって、20分も30分も貴重な時間を
むだにしちゃった。 ああ、もったない!」ということになる。

週に30分という時間を一生に換算すると1040時間から1300時間、つまり
65日間から81日間をむだにすることになる。


一生のうち1300時間をスーパーで浪費するのは、あまり有益とはいえまい。

それより、その時間を使って投資計画を立てたり、子供のソフトボールの試合を
見に行ったり、休暇を余分に取ったり、運動をしたり、事業の生産性を上げたり、
あるいは本を書いたりしたほうが賢明ではないだろうか?




将来のゆとりある貯えのために
お金に仕事をさせる投資に回す。
本当にすばらしい考え方だと思います。

仕事は人や社会のために貢献するためだが、それとは別に
お金持ちになるためには、お金にがんばってもらわないと
いけない。

お金と時間はひとつと考え、
また命も一緒だと考える。


いい服を着たいし、いい車にも乗りたい。
非常に参考になる買い物ルーティンです。








https://ad-track.jp/ad/p/r?_site=68094&_article=20334&_link=40555&_image=41713





アオアヲナルトリゾート

アオアヲナルトリゾート

  • 場所: 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛16-45
  • 特色: 温泉もお部屋もオーシャンビュー!瀬戸内海国立公園内に位置する南欧風リゾートホテルです。



グランドニッコー淡路 <淡路島>

グランドニッコー淡路 <淡路島>

  • 場所: 兵庫県淡路市夢舞台2
  • 特色: 海、山、空に囲まれた、神戸に程近いアイランドリゾート。



湯西川温泉 湯西川白雲の宿 山城屋

湯西川温泉 湯西川白雲の宿 山城屋

  • 場所: 栃木県日光市湯西川715
  • 特色: 自然に囲まれた秘湯「湯西川白雲の宿 山城屋」で大自然と貸切温泉に癒やされるひとときを。



nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:

就職と新しいライフスタイル。娘婿兼上級幹部求む [経済]

多大の成功を収めている精肉加工会社のオーナー、「ミスター・ミート」は、
その娘ベッキーと結婚する優秀な男性を求めている。

応募者はベッキーの指名と同意が得られなければならない。 野心的で、信頼でき、
知性的で、正直で、自制心があり、容姿のすぐれた男性をベッキーは好む。

応募者は成績優秀で、つい最近大学を卒業もしくは現在最終学年に在籍していることが
最も望ましい。 ベッキーの選んだ志願者は、さらに雇用に関して次の条件を満たさなければ
ならない。



1 養父となるミスター・ミートの下で喜んで働く。 選ばれた応募者には将来副社長
 の地位が与えられる。 合意と結婚がなされたあと、職務が割り当てられる。
 与えられる俸給は、同等の学業成績の新卒者に比して格段に多い額となる。


2 ミスター・ミートならびにその家族、ベッキーの姉たち夫婦の近くに住むことを
 承諾する。 選ばれた応募者とその妻ベッキーには、二人の選んだ家が与えられる。


3 ミスター・ミート一族全員とともに、毎夏の休暇を楽しく過ごすこと。 選ばれた
 応募者とその家族はミスター・ミート所有の豪華ビーチハウスを無料かつ無制限に使用できる。
 選ばれた応募者は二週間の夏期休暇を与えられる。 夏のあいだ中、彼の妻と子供たち
 (生まれた場合)はミスター・ミートとともに過ごす。休暇が終了したあとも、選ばれた
 応募者は週末ごとに家族に加わる。 ミスター・ミートの他の娘たち家族も同様に過ごす。


4 ミスター・ミートと他の二人の娘婿と緊密に働くことを喜びとする。 選ばれた応募者は
 ミスター・ミートを長とする経営執行委員会のメンバーになる。 ミスター・ミートが
 引退したときに引き継ぐ可能性を考えて、選ばれた応募者には会社の所有権の一部が
 与えられる。 その詳細については、後日ミスター・ミート及び重役たちと協議が
 行われる。



これはライフスタイルと生涯にわたる義務の提示であると同時に、一生に一度あるか
ないかの破格の申し出である。 選ばれた応募者のなかの、ミスター・ミートの条件に
同意する男性にのみベッキーは手渡される。 これにやぶさかな者は応募無用。




ジョンはこれらすべてに耳を傾けた。 それから、ミスター・ミートはセールスマン
心得一〇一の大原則のなかで謳われる「相手の気持ちの代弁」をやってのけた。

つまり、「君の考えていることはよくわかっとる。 こう思ってるんだろ? ”ジョン、 お前は途方もなくついてるじゃないか”」ってね」。

ミスター・ミートの思惑がゆらぐわけはない。 結局、ミスター・ミートにとって。
一足す一は二以外にないのだ。

その晩、ジョンはミスター・ミートの話に対して意思表示するいとまも与えられなかった。
早々と、ミスター・ミートはもう一人娘婿を採用した気分になっていた。 翌日、ジョンは
自分の親の家に帰った。 ベッキーとは、次の学期が始まるまでに数回電話で話をした。
彼女はミスター・ミート同様、自分の一族の「ファミリープラン」に夢中になっているようだ。


二人が大学に戻ったとき、ジョンは自分の気持ちを初めて打ち明けた。 そして結局、
婚約指輪が交わされることなく、結婚話は立ち消えになった。 ベッキーは恋人の望みよりも
ミスター・ミートのほうに忠実だった。 本当はベッキーもジョンを愛していたのだろうが、
親たちが築き上げたライフスタイルの外に彼女を連れ出そうとする男と結婚するのは
気が進まなかったのだ。

人生最大のチャンスとも呼べる申し出を、なぜジョンは断ったのか?


要するに、ジョンは自分の足で立っていなくてはガマンできない人間だったのだ。
人からライフスタイルを押しつけられるのは、彼には屈辱でしかなかった。

ミスター・ミートの経営スタイルのどこを見ても少しも感銘を受けなかった。


ジョンは自分の能力に大きな自信を持っていた。 難しい州立大学で優秀な成績を収め、
トップクラスの上場企業にリクルートされることに照準を当てていた。 そこに入れば、
レベルの高い幹部候補訓練システムがあるし、頭のよい野心的な者たちには大いに
チャンスがあると考えていた。


ミスター・ミートの提案には別の問題があった。 娘の結婚相手意を重役に据えることが
果たして生産性向上につながるかどうか、ジョンは疑問に思った。

二人の娘婿たちがどうしようもない人間だったら、誰が経営のてこ入れをするのか?

常識から判断して、ジョンは縁故によって会社幹部を選び昇進させるのは最良の策ではない
と考えた。 とくに考えただけでも頭に血がのぼったのは、将来起こりかねない家庭の
いざこざだった。 ジョンとベッキーがもしミスター。ミートから家をもらったとしたら、
その譲渡証書には誰の名前が記されるだろうか?

夫婦喧嘩が始まったら、どうなるか? ベッキーがこう言うのは目に見えている


ジョン、ここは私の家よ。 父が買ってくれた家なんだから・・・・私のやり方が
気に入らないのなら、出て行って!



もちろん、ミスター・ミートの義理の息子が家を出るということは、単にベッキーのもとを
離れるというだけではなく、ミスター・ミート王国の重役のキャリアを捨てることも
意味するからだ。 そのような状況では、ジョンは自分の家庭の主にはなれないと悟った。



ジョンの野心と強い自立心を考えれば、彼はまちがいなく正しい決断を下したと言える。


今日、彼は会社役員として成功を収め、独力で億万長者となった。 人間を強くするのは、
ゴールをめざして苦闘することであり、成功に至る道を自分で切り拓いていくことだと
ジョンは気づいている。 世の「ミスター・ミート」たちから援助金をもらうような人は、
他人に頼ってばかりいる人間に成り下がってしまうのだ。


もし「ミスター・ミート」が突然死んでしまったらどうするのか? もし、実は
「ミスター・ミート」には事業を義理の息子たちに与えるつもりがなかったことが
わかったとしたら、どうするのか? いや、それどころか、「ミスター・ミート」は
ただ餌をまいて、どうにでも自由になるイエスマンを探していただけだったら? 


私の調査データでは、相手が裕福だからという理由で配偶者を選ぶのと、相手への愛と
尊敬と夢のために結婚するのと、どちらがよいかはもはや言うまでもないだろう。



妻と別れることになったら、
仕事もなくなることになる。同じ業界では
噂になってるは、近くでは生活も仕事もできない、
したいという気持ちも失せてしまう。

さらには、従業員たちは社長側は悪くても、
どっちの味方につくだろうか。会社側だよね。

世の中って、力関係が働き、損するのはいい人。

予想される不自由を勇気で決断した。
ぼくならわからない。

ある意味弱いところがある。弱さを認めるのも大事だし、
将来自分もしくは相手にだって何が起こるかわからない。

必ずしも、どっちがいいってない。

辛くて悲しい今日。明日はもっとつらい、しかし
明後日はよいことがある。

耐えながらも、惜しまない努力と経験からくる
知恵が大事なってくる。




みんなの電話占い
   ↓↓↓
https://ad-track.jp/ad/p/r?_site=68094&_article=4414&_link=5945&_image=6030









nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:

ミスター・ミートのおいしい結婚話 [経済]

ジョンは自分の番がくるのを辛抱強く待っていた。私は約一〇〇名の会社役員を前にして
二時間セミナーを終えたばかりだった。 私が演壇を離れようとしたとき、参加者たちが
多数寄ってきた。



列に並んだジョンが自分の後ろの人たちにどんどん順番を譲るのに、私は気づいた。とうとう
ジョンだけが会場に残った。どうやら彼は私と二人だけで話をしたかったらしい。


ジョンは大会社の副社長で、年収は三〇万ドル以上あった。 一代で億万長者にも
なっていた。 ジョンの両親は裕福ではなかったが、金銭以上のものを彼に与えた。


ジョンは常識と野心、曲がったことの嫌いな性格、勤勉を美徳とする労働観を、
父母から受け継いだと思っている。


じつはジョンは社会人になる前、抗しがたい申し出を目の前に突きつけられた体験を
持っている。 彼は結局それを断ったが、その決断を決して後悔したことはない。
ジョンは常に主体性のある男だったし、今でもそれは変わらないのだ。



ジョンが有名州立大学の四年生になったとき、彼には同学年の恋人ベッキーがいた。
ジョンによれば、ベッキーは誠実で、堅実で、知性的だった。 その学年の秋学期
のあいだ、二人はお互いに愛情を深め合っていた。

そして、クリスマスの機会にジョンがベッキーの両親に会いに行くのがいいだろうと
いう話が二人のあいだでまとまった。


ベッキーの父親は精肉加工処理会社を起こし、オーナー経営者として非常な成功を
収めていた。母親は専業主婦で、ジョンの話しでは、ベッキーの家族はみんなじつに
気持ちのいい人たちだった。 一家はジョンをくつろがせようと気遣い、温かく
迎え入れてくれた。 そういう雰囲気のなかで、ある申し出が彼の前に出された。

しかも、それは並みの提案ではなかった。 どうやらベッキーの両親はジョンが大いに
気に入ったようだ。


クリスマスの長い一日が終わって、ベッキーと母親は寝室に退いた。 ベッキーの二人の
姉と夫たちも、すでに近所にある自宅に帰っていた。 その結果、ジョンとベッキーの
父親だけが書斎に残って、二人で話をする形となった。


ベッキーの父親はアメリカのサクセス・ストーリーそのものだった。 恵まれない
家庭環境に育ち、教育もろくに受けなかったが、そのハンディを乗り越えて億万長者と
なったのである。 今や彼はアメリカの精肉業界を代表する人物で、「ミスター・ミート」
として知られていた。


ベッキーの父親は、アメリカの青年なら誰だろうと「ミスター・ミート」の下で働き、
いずれ会社を継ぐ地位につくチャンスを喉から手が出るほど欲しがるものと
思い込んでいた。 ジョンはそのうち「ミスター・ミート・ジュニア」になるだろう、と。



ミスター・ミートは自分の提案を示す前に、ジョンに誘い水をかけるように尋ねた。


「ジョン、君とベッキーは一緒になることを真剣に考えているんろう?」 ジョンは
ベッキーと「真剣な仲」になっていることを認めた。


その後二時間ほど、ミスター・ミートはノンストップでしゃべりつづけた。


最初に、ベッキーの父親は自分の受けた試練と苦しみがどんなものだったか語って聞かせた。

話しはもっぱらジョンの「今回の好機」と、裸一貫からミスター・ミートのような地位まで
のぼりつめることがどれだけ稀であるかということに終始した。


ベッキーの父親は延々と自説を繰り広げた。 ジョンは座って、入念に準備された
らしい提案の内容を礼儀正しく聞いていた。 その話は、ベッキーの姉たちと結婚した
二人の青年にも提示されたものと同じ内容にちがいなかった。


ミスター・ミートの提案は単に雇用に関わることだけでなく、もっと込み入った話だった。
それは要するに、すでに出来上がったライフスタイルを受け入れてくれ、ということだった。


ジョンは私の前でミスター・ミート役を演じながら、その提案を一項一項わかりやすく
言い直してくれた。 ウォールストリート・ジャーナル紙の広告のような中身だが、
ここにジョンが話してくれた通りを記してみる。 もしこれと同じ申し出があったら、
あなたならどうするだろうか?




ほんと、どうしましょう。
仕事があり、幹部となり、いずれ社長となる。

この道が約束される。他の人には言い方は別としても。
周りは特別の存在として気遣う。
それが当たり前と思いだし、世の中をなめたやつになっていく。

社員を人とも思わないパワハラ、後ろ盾を利用した言動。

ジョンは、一晩中その理想の男をそして
嫁候補の父親の前で、どんな立ち振る舞い、
そして、どんな男を見せたのか、何を
言ったのか。


社会人になって、息子や婿が仕切って運営する
ワンマン会社がたくさんあるの見てきたが、
運営と社員の温度差がありすぎの体質に怒りがこみ上げる。


一人の男として将来ある若い男はへこへこ
したのか、どんな男を見せたのか、
答えはいかに。



健診が気になる方、減量したい方
   ↓↓↓
https://ad-track.jp/ad/p/r?_site=68094&_article=20334&_link=40555&_image=41713







nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:

図書館のリサ [経済]

理想的な配偶者の資質について、もう一度考えてみたい。
野心的、知性的、理性的、魅力的といった資質だ。 こうした資質を備えた人たちには、
どこで会えるだろうか? 大学である。 


大学は最高の花(花婿・花嫁学校)なのだ。億万長者の多くが、現在の配偶者とは大学で出会ったと
私に語っている。 知性的な配偶者を求めているのならば、キャンパスに行けば見つかる確率が高い。


上質の人間は上質のグループのなかにいる。
正しい出会いの場所を選べば、あなたのもとにどれほど大きな幸運が転がり込んでくるか
計り知れない。 「図書館のリサ」のケースを見てみれば、それがわかるはずだ。


大学で教えていてしみじみ喜びを感じることの一つが、非常に優秀で能力のある学生たちと
共同で研究を行うことだ。 リサはそうした優秀な学生の一人で、学部ではすべての科目で
Aの成績を収め、大学院進学試験とMBA適性試験も高得点をとった。 そのうえ彼女はチャーミングで
魅力的で、関心の幅も広く、課外活動も進んで行った。 リサは四年生の秋学期に、私の担当する
学部コースの一つを受講した。


その二週目に、リサと三人のクラスメートが私の研究室にやって来て、マーケティングで私が
研究を進めている分野についてもっと学びたいと言ってきた。 リサはその学生たちの代表格だった。


四人は、グループで調査を行い、その調査に基づいて研究論文を書きたいのだが、と私の意見を
求めた。 たとえその調査活動で単位がとれなくても、それによって四人は新しい分野の知識が
得られるだろうし、結果次第では大学院進学のための好材料になるのではないか、という心づもり
のようだった。 私は賛成し、その学期のあいだ、毎週月曜日の朝、一時間か二時間、四人と顔を
合わせることにした。


四人は調査プロジェクトの進捗状況を報告し、私は指示や読むべき資料を与えた。そして、
その学期がほとんど終わりかけるまで、四人のプロジェクトはすべて計画通りに進んでいたのだが、
ある日、思いがけないことが起きた。 あと二週で学期が終了するという月曜日、リサが初めて
欠席したのだ。 彼女はそのほんの数週間前、私のところに大学院への推薦状を書いてほしいと
依頼してきた。 リサの進学の手助けができることを喜んで、私は推薦状を書いてやった。


私は無邪気に、「リサはどこ?」と聞いた。



お聞きじゃなかったんですか? リサは結婚するんです。大学院にはいかないんですよ。






婚約したことなどリサからまったく聞いていなかったので、私は驚き、学生たちにあれこれ尋ねたが、
みんな私同様ほとんど何も知らなかった。 リサの代わりにグループのまとめ役になった学生が、
リサはみんなで進めてきた研究プロジェクトをやってきたのは、大学院の入学申請を有利にするため
でもあったのだが、それも必要なくなった。 もう、結婚するのだし、大学院にはこれっぽっちも
未練はないというのである。 リサは医学部の最終学年の医者の卵との結婚を決意した。


彼とは、つき合いはじめるとすぐ婚約していた。 リサが大学院という大きな目標を捨てたことに、
私たちは一様に驚きの反応を示した。 しかし、リサの事情を伝えてくれた男子学生によれば、
実のところ、大学院はリサにとって、万一医者と結婚できなかった場合の滑り止めだったというのだ。


また、第一目標を達成するためにとったリサの秘密の行動についても、その学生は教えてくれた。
リサは母親の助言に従って、毎晩医学部の図書館で勉強していたのだった。


彼女の母親はリサに、医者と結婚すれば働かずにすむし、お金の心配をしなくていい、と話した。
さらに母親は、医学部の図書館はそうした医者と出会える最高の場所だとも付け加えたのだった。


顔には出さなかったものの、私はそのニュースにショックを受けた。 リサは独力で経済的に
成功する能力を十分に持っていた。 そんな彼女が社会に出る前に第一線を退いてしまうのが、
私には信じられなかった。


なぜリサの母親は頭脳明晰な娘を医学部に押し込んで、医者と結婚するようけしかけたのだろうか?
今日、六桁の年収を得る層の男女比は、男五人に対し女一人だ。 七桁の所得層になると、もっと
女性の割合は低くなり、女性はその層の一〇%に満たない。


しかも、女性は高給取りの専門職に就いた場合でも、同じ専門職の男性の約五五パーセントしか
稼いでいない。 私がしばしば述べているように、女性は経済的に不利な立場にある。


大衆紙は女性の金持ちが増加しているという記事を書き立ててきたが、私の調査では、ここ二〇年余り
のあいだ、さしたる変化は認められない。 アメリカの億万長者人口の九〇%以上は既婚世帯で
占められているが、そこで決定権を持っているのは八〇%以上の確率で男性である。


こうしたデータから考えれば、リサの母親が娘に与えた忠告は当を得ていたのだろうか?


悲しい話しだが、リサの母親は将来直面する経済的に不利な現実を鋭敏に感じ取っていたのだと思う。
しかし、それでも私は、リサの有り余るほどの能力でそれを十分克服できたにちがいないとだけは
言っておきたい。




ある意味真実?
なぜ、違うと言える?
親が狂ってる、間違っている?


人生あっという間、しかし、
いろんな「不」がある。

不安、不満だ。。

だれかが、救って解決してくれるの?


ただ、本当にこれでよかったと思えるか、悔いが残らないかと
言いたい。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ: