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目標設定の方法 「夢」や「願望」は絞りこんでこそ「目標」になる [超!集中力]

目標設定の方法 

■「夢」や「願望」は絞りこんでこそ「目標」になる

手順2 夢や願望を絞り込むこと

 さて、夢や願望を書き出すことができたら、今度はそれらを絞り込んでください。
そのためには、次のように、3つのグループに分けるとよいでしょう。



 第1のグループは、「心の底からなりたいもの」や「どうしても手に入れたいもの」。
これらはAランクとします。願望記入用紙の「優先度」の欄に「A」を記入してください。



 次のグループは、「こうなれたらいいな」「できればこうなりたいな」という程度の目標。
これらはBランクとして、優先度の欄に「B」と記入します。


 最後のグループは、「どうでもいいのだけれど、思いついたから書き出した」程度の目標。
これらはCランクとします。


 つまり、今度は夢や願望を優先度に応じて少しずつ絞り込んでいくわけです。

 人生において夢や願望をたくさんもつことは素晴らしいことです。しかし、
どんなに素晴らしい夢や願望でも、心の中に描くだけでは、いつまでたってもただの夢や願望。


 実現するためには、明確な「目標」に変えなければなりません。そのために必要な作業が、
夢や願望の絞り込みなのです。

 私の研究所へは「集中力を高めたい」という人々が毎日のようにやってきます。
そして、口々にこう言います。

「何をやっても集中できないのですが、よいトレーニング法はないでしょうか。」

「記憶が苦手なのですが、どうしたらよくなるのでしょうか。」

 前にも話しましたが、集中力や記憶力のない人などはこの世には存在しません。

 それなのに、どうしてそう思ってしまうのでしょう。
 
 欲張りすぎているせいです。

 あれこれと欲張った分だけ目標も絞り切れなくなっているので、
本来の集中力や記憶力が死んでしまうのです。


 毎日の仕事や生活の中で、しなければならいないことや、見たり、
聞いたりするものは、数限りなくあります。

 それらのすべてを委細もらさず記憶し、すべてのことに集中しようとしたら、
どんな天才の頭だってパンクしてしまうでしょう。


 私たち人間は、機械やコンピューターとは違います。自分にとって必要なこと
にだけ集中し、必要なものだけを記憶するようにできています。


 そして、休めるときにはゆっくりと休む。不要なものは捨て去ってしまう。
それが、人間の本来の姿です。


 もし、無理やり働かせようとしても、オーバーヒートするだけでしょう。
人間の集中力や記憶力には限界があるのです。


ニュースは本当に必要でしょうか。
本当に必要なら入ってくる。それ以外は1週間に1回で十分。困ることは1回もない。

スマートフォンもしかり。中毒性がある。気づいたら3時間も経っている。
その時間があったら仕事ができる。もっと有意義なことに使える。
本当にやりたいことのために遮断する必要がある。

今だいぶ便利な世の中になったけど、幸せにはなっていないと思う。
きちんと整理しないと、無限の泉だから。















タグ:願望実現
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